「出世競争なんてくだらない!」
サラリーマンをしてたら、そう思う瞬間ってあります。
僕も会社員5年目くらいから思ってました。
出世できたとしても給料が少し増えるくらいで、それ以上に時間を奪われたり、成果を出した人よりも上司へのゴマすりが上手い人から出世したりと。
出世しても良いことがないですし、社内政治も大嫌いだったので出世争いに参加するのをやめたんです。
でも、失ったものがありました。
「給料アップ」と「社会的ステータス」です。
僕はその2つをカバーするために、収入源を増やそうと決意しました。
そして現在では2つとも手に入れ、くだらない出世競争からも解放されています。
今回は「社内政治なんてくだらない!」と思った僕が何を考え、どのように収入源を増やしたのかをお話するので、参考にしていただければと思います。
ポイントは部分最適ではなく、全体最適です。
目次
「出世競争はくだらない!」これだけの理由
会社員になりたてのころは「どうせ働くなら出世しやろう!」と思います。
僕も給料を多くもらいたいし、社会的ステータスも手に入れたかったので「出世してやろう!」と意気込んでました。
ですが…。
会社員歴が長くなるにつれ「出世争いなんてくだらない」と思うようになったんです。
給料と働く時間が見合わない
出世競争がくだらない一番の理由は「給料と働く時間が見合ってない」です。
役員レベルになればそうでもないんですけど、その過程の中間管理職の労働条件は目も当てられません。
通常業務に加えて、後輩の育成や部署のマネジメントをして、役員たちからのプレッシャーにも応える必要があります。
明らかに社内で最も重労働なポジションなのに、給料は時給換算するとコンビニのアルバイトよりも安いです。
プライベート時間を犠牲にしながら働いて、出世したとしても思うように給料をもらえない。
そんな状況になるためにガムシャラに働くなんて残酷すぎです。
仕事より社内政治が優先される
2つ目の理由は、「仕事よりも社内政治が優先される」からです。
仕事で結果を出して、会社に貢献すれば出世確定というわけではありません。
社内政治に参加して職場での立ち位置を争ったり、派閥に入れてもらったりしないといけません。
また会社によっては「仕事で成果を出した人」よりも「上司へのゴマすりが上手い人」のほうが出世したりもします。
出世するには仕事で成果を出すだけでなく、社内政治も重要なのです。
でも、これってどうなんでしょうか?
組織をまとめるには政治のチカラも必要だとは思いますし、すべてを否定するつもりはありません。
ただ、変化が早い時代です。
そのなかで生き残れるのは、「社内政治を優先してる会社」よりも「お客さんファーストの会社」だと思います。
なので「仕事」よりも「社内政治」を優先してる企業は、遅かれ早かれ淘汰される可能性は高いんです。
潰れゆく会社で出世を目指すのはリスクが高すぎるし、社内政治を優先して本質を見失ってる企業で偉くなっても意味なんてありません。
出世競争は高リスク低リターン
3つ目の理由は、「出世競争は高リスク低リターン」だからです。
会社員で収入アップしたいなら出世するしかないで、ほとんどの人が出世競争に参加します。
でも、そもそも「会社員の給料は収入源の1つ」です。
そう考えたら出世競争って、リスクが高いわりにリターンは少ないです。
ほとんどの時間を仕事に費やして出世できたとしても、年収が100万円アップすることは滅多にありません。
その10分1くらいが相場ですし、中小企業だったら少しの役職手当しかでない場合もあります。
そんな少しのお金のために自分の時間を費やすのはリスクが高すぎます。
それなら定時に帰って副業をして、月10万円を稼げるようになれば年収120万円アップです。
また収入源を増やせばサラリーマン生活にも余裕ができるし、万が一、会社が倒産したとしてもリスクヘッジにもなります。
「歯を食いしばりながら働いて、得られるお金は少しだけ。」
こんなにも高リスク低リターンの出世競争に参加する必要はないと思います。
出世競争を拒否することで失うもの
出世競争はくだらないんですけど、参加しないと失うものがあります。
それは「給料アップ」と「社会的ステータス」です。
給料アップは厳しい
出世競争を拒否すれば、給料アップは厳しくなります。
社歴が長くなれば給料も増えていくシステムなら少しはアップしますが、そうではないなら相当厳しいはずです。
下手したら「入社3年目から1円も給料が増えてない」なんて可能性もあります。
そうなるとどこかで収入をカバーするしかありません。
社会的ステータスを得られない
また、社会的ステータスも得られなくなります。
「課長」「部長」「執行役員」「専務」「CEO」…etc。
出世競争に参加しなければ、このような肩書をもらえません。
なの社歴が長くなるほど肩身が狭くなったり、たまにの同窓会に参加するのを躊躇したりするかもしれません。
収入源を増やそう
出世競争に参加しなければ、「給料アップ」と「社会的ステータス」を失います。
でも、出世競争のために働かなくていいので、時間の余裕はできます。
その時間で副業をスタートすればいいんです。
月に1万円の副収入ができれば年収12万円アップだし、副収入が月10万円になれば年収120万円アップです。
出世競争に勝ったとしても得られないような収入を、副業で稼着ましょう!
それができれば出世競争で失った給料アップを余裕でカバーできます。
また、複数の収入源を構築することで社会的ステータスもカバーできます。
さすがに社内的なステータスは無理ですが、年収が増えれば生活基準は上がるので、社外的なステータスはカバーできるんです。
副業が軌道に乗れば上司よりも素敵な場所に住めるし、美味しいモノを食べれるし、海外旅行に行けます。
出世競争なんかに参加しなくても収入源さえ増やしておけば何の問題もないし、上手くいけば出世競争で得られる以上のものを獲得できるんです。
僕が実践した収入源を増やす方法
僕は「出世競争なんてくだらない」と思ったときに、副業を始めようと決意しました。
そのなかで「サラリーマン大家さん」「株」「FX」「せどり」などを見つけたんですけど、どれも実感が沸きませんでした。
初期投資が大きいので、失敗したときのリスクも高いんです。
なので「初期投資」が少なくて、「収入」も十分に稼げそうな副業を探してみました。
そして「ブログ運営」を見つけたんです。
・年間2万円あれば始められる。
・僕と同じような会社員が副業で月10万円~月50万円を稼いでる。
こんな情報が多かったんですよね。
とはいえ、ブログ収入を得てる人に会ったことがなかったので、最初は「本当にブログなんかで月10万円も稼げるのか?」と思ってました。
でも他に良さそうな副業もないし、失敗してもリスクは少ないので、とりあえず始めてみたんです。
そしたら4ヶ月後に月収11万のブログ収入を得られました。
このときは年収120万円アップになったので飛んで喜んだんですけど、その4ヶ月後には月31万円を稼げたんです。
年収360万円アップなので、このときには誰もいない帰り道でガッツポーズを2回しました。
「これでくだらない出世競争に参加しなくて良い!」
そう思ったんですけど、僕のなかで欲が生まれてしまったんです。
副業で月30万円以上のブログ収入を得られるなら、専念すればもっと増えるんじゃないかと。
そんな気持ちが大きくなりすぎたので、僕は会社を辞めました。
現在ではブログ1つで月50万円以上を得られるときもあれば、ブログ収益化を目指す人たちや法人サイトのコンサルも始めて、サラリーマン時代よりも多くの収入源を構築できてます。
不要な社内政治などなく、自分が働いた分だけ収入に反映される今の働き方を気に入っています。
僕が副業でブログ運営を始めて月収11万円を稼ぐまでは下記ブログ記事でお話してます。
全体最適が大切
『出世競争なんて「くだらない!」と思ったら収入源を増やそう!』をテーマにお話しました。
出世争いに勝ったとしても、得られるものは少なかったりします。
ひょっとしたら、微々たる給料アップのために自分の時間のほとんどを費やさないといけません。
これって、コスパが悪いですよね。
それなら出世競争なんて早々に離脱して、収入源を増やすための行動をしましょう!
出世して給料アップを狙うよりも、効率がいいし、上手くいけば見返りは何十倍にもなります。
会社員として出世するのは部分最適ですが、より良い人生にしていくためには全体最適が大切なんです。