SEOに最適なのは◯◯文字数とか、読みやすい文字数は◯◯文字だとか、
インターネット上にはこんな情報が溢れてます。
誤解のないようにお伝えしたいのが、
僕はこれらの意見に真っ向から反対というわけではありません。
グーグルの検索エンジンを活用してアクセスを集めるので、
SEOを意識したライティングテクニックも必要だと思ってます。
ただ…。
そのような目安の文字数に縛られてブログ記事を作成するのは、
違うのではないかと思ってます。
ブログ運営者として意識すべきなのは、ユーザー視点だからです。
グーグルの考え方
グーグルの検索エンジンを活用してアクセスを集めるので、
まずはグーグルがどのように検索エンジンを運営してきたいのかを知っておく必要があると思います。
というのも、SEO対策というのは検索エンジン対策ってことです。
なので、その検索エンジンを運営してるグーグルの考え方を把握しておくことは、めちゃ大切ですよね。
基本方針
・検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
・ユーザーをだますようなことをしない。
・検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
・どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトといえるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。
グーグルの基本方針の1番目と4番目をご覧いただければ、
大切なのは文字数なんかではなく「ユーザーにとって役立つ」かどうかです。
極端に言ってしまうと、ユーザーにとって役立つなら文字数は関係ないんです。
また、ユーザーって言っても、様々なユーザーがネットの向こう側にはいますよね。
疑問に対する「答え」だけを求めてるユーザーもいるだろうし、
その答えの「過程や背景」を知りたい人だっているだろうし、
そもそもなぜ「疑問」が生まれたのかを知りたいユーザーだっていますよね。
だから、一概に最適な文字数は◯◯字とかって断言できないんです。
ユーザーをイメージしよう!
ブログ運営者が意識すべきなのは文字数ではなく「ユーザー」です。
「自分のブログをどんなユーザーに読んでもらいたいのか?」
シンプルに言ってしまうと、これを徹底的に考えることが大切です。
雑記ブログなら「読みやすさ」や「面白さ」は意識したほうが良いし、
資格系ブログなら「読みやすさ」や「分かりやすさ」や「情報量」は意識したほうが良いですよね。
これらを踏まえた上でコンテンツ作成をしていくのが基本的なスタンスだと思います。
「文字数」よりも「情報量」
基本的なスタンスである「ユーザー視点」を意識すると、
「文字数」よりも「情報量」のほうが大切だということが見えてきますよね。
中身のない5,000文字のブログ記事を書くよりも、
情報量が多くある2,500文字のほうがコンテンツとしての価値は圧倒的にあります。
もちろん、ユーザーのなかには「答え」だけ求めてる人もいますが、
そのような人たちってブログ記事やサイトを見る可能性って少ないです。
というのも、全てではありませんが検索結果には「答え」だけ出てくることもありますよね。
その情報で満足できるユーザーなら、わざわざブログやサイトなんて見ませんよね。
なので、ブログやサイトを見てまで疑問や問題を解決したいユーザーが何を求めてるのかを考えてみましょう。
それは「答え」だけではなく「答え&関連情報」ですよね。
だから、意識すべきなのは文字数なんかではなく情報量なんです!
自然と文字数は多くなる
ブログ記事を作成するときに「情報量」を意識すると自然と文字数は多くなります。
「検索キーワードやネタに対して、ユーザーがどんな情報を求めてるのか。」
「どんな情報があれば、ユーザーの満足度は上がるんだろうか。」
これらを意識していくと、自然と情報量も文字数も増えていくんです。
美味しいラーメン屋さんに行きたいというユーザーだとしたら…。
おすすめ5店舗のアクセス方法やメニューだけではなくて。
実際に食べた感想やラーメン屋さんのこだわり、
裏メニュー情報や常連さんが頼んでる人気メニューもあったほうがユーザーは嬉しいですよね。
それらを伝えようとすると、自然とブログ記事の文字数は増えていきます。
なので、「ユーザーに役立つ」ブログ記事を書こうと思ってるなら、
500文字とか1,000文字で足りるはずがないんですよね。
読みやすさも大切
情報量が大切とは言っても…。
ずら~っと書かれてる論文みたいなブログって読みにくいですよね。
なので「読みやすさ」も大切です。
でも、勘違いしてほしくないのは「情報量」があった上での「読みやすさ」だということです。
読みやすいけど情報量がないのは本末転倒です。
ブログ記事のタイトルに沿った充実した情報があって、
その上でユーザーがストレスなく読める構成にしていきましょう。
自分がユーザーだったらと考えよう!
『ブログの最適な文字数はSEO視点ではなくユーザー視点で考えよう!』をテーマにお話しました。
最終的に大切なのは「自分がユーザーだったら」と考えることです。
実際にググったときに、情報量が少ないとガッカリしますよね。
また、情報量があっても見にくかったら、読む気がなくなります。
なので、自分が検索したときに「こんなブログ記事があったら嬉しいな!」という想いを大切にしてくださいね!