今回は、『ブログ運営を匿名にするか実名にするかはマネタイズ方法で決めよう!』をテーマにお話していきます。
ブログ運営を匿名でするのか、実名でするのかって迷うところです。
それぞれにメリットとデメリットってあるんですけど、個人的には「ブログをどのようにマネタイズしていくのか?」で匿名か実名かは判断すべきだと思っています。
まずは匿名と実名のメリットとデメリットを解説して、その後に匿名ブログに向いてるマネタイズ方法と実名ブログに向いてるマネタイズ方法についてお話していきます。
目次
匿名でのブログ運営
ネットは怖いし、炎上したら実生活に影響が出そうだから匿名でブログ運営しようかなぁっと思う人がほとんどだと思います。
僕も「UZU(ゆず)」というニックネームで運営してるのは、以前の職場先にバレてイジられるのは嫌だし、実生活に影響したら厄介だと思ってるからです。
でも、匿名でのブログ運営にもデメリットはあります。
なので、まずは匿名でのブログ運営のメリットとデメリットについてまとめていきます。
メリット
それでは、まず匿名でのブログ運営のメリットをまとめていきます。
(※これらのメリットは実名と比較した際のメリットです)
安全性が高い
まず、匿名でのブログ運営の最大のメリットは安全性が高いということですよね。
実名でブログ運営して、万が一でも炎上してしまうと実生活に影響が出る可能性があります。
名前でググられ、TwitterやFacebookが特定され、最悪な場合だと勤務先までバレてしまう恐れがあります。
匿名の場合なら、その可能性を限りなくゼロにすることができます。
簡単にリセットできる
ブログ運営をスタートさせて、思うような方向性に進まなかったときや想定外のブログ構造になってしまった場合に、ゼロから簡単にやり直しできるのもメリットです。
実名でブログ運営していたなら、簡単にリセットすることはできません。
今までのブログ運営歴があるし、ブランドも構築できてるので、ゼロからやり直すには相当な勇気が必要です。
その点、匿名であれば後ろ髪を引っ張られる思いもなくリスタートすることができます。
ブログ運営の自由度は高い
実名ブログと比較すると匿名ブログのほうが自由度は高いです。
実名だと、ひょっとしたら実生活に影響が出てしまうのでブログ記事のジャンルや内容など、慎重に作業していく必要があります。
匿名だと、ブログ訪問者が運営者を特定できる可能性は低いので、その分だけブログ運営のスタイルは自由になります。
ただ1つ留意してほしいのは、自由度が高いと言っても「なんでもあり」ということではありません。
そこはリアル世界もネット世界でも同じです。
デメリット
つづいて、匿名でのブログ運営のデメリットをまとめていきます。
信頼性が生まれにくい
匿名でのブログ運営の最大のデメリットは、信頼性が生まれにくいということです。
匿名ということは、ブログ訪問者はどんな人がブログ記事を書いてるのか分かりません。
これは日常生活でもそうですよね。
生産国が分からない野菜やお肉よりも、生産国が明確になってる方が安心して商品を買えますよね。
もちろん、運営者情報やプロフィールを充実させれば、ある程度の信頼性はカバーできますが、実名と比較すると信頼性は弱いです。
つまり、匿名での安全性や自由度がデメリットにもなってるということです。
次の仕事に繋がりにくい
これも信頼性が関係してるんですが、実名と比較すると次の仕事には繋がりにくいです。
仕事依頼する側で考えてみると、どんな人なのか分からない人には頼みづらいですよね。
匿名であってもブログ内で専門知識や圧倒的な情報量を披露していれば声がかかることもありますが、実名と比較すると信頼してもらうために時間とコンテンツボリュームが必要になります。
また、依頼頻度も実名ブログと比較すると少なくなりますよね。
これもまた匿名でのメリットが逆にデメリットにもなってるケースです。
実名でのブログ運営
つづいて、実名でのブログ運営のメリットとデメリットについてまとめていきます。
メリット
まずはメリットからまとめていきます。
信頼性が生まれやすい
匿名ブログよりも実名ブログの方が、圧倒的に信頼性が生まれやすいです。
ブログ訪問者も実名だったり顔出ししてたほうが、信頼できますよね。
日常生活でも生産者の名前や顔画像がある野菜のほうが、信頼して購入できますよね!
また、実名を出すことで発信する情報にも責任感が生まれ、その結果コンテンツの質も上がります。
次の仕事に繋がりやすい
仕事依頼する側も実名や顔画像があるほうが、仕事依頼はしやすいですよね。
とくに法人企業の場合が当てはまります。
会社のお金を使用して仕事を依頼する以上、実名とか顔画像など個人と特定できる情報がほしいですよね。
もし、何かのトラブルがあった場合に、匿名だと逃げられる可能性も仕事依頼する側は意識してしまいます。
デメリット
では、実名ブログのデメリットについてまとめていきます。
実生活に影響する
良い意味でも悪い意味でも実名でブログ運営すると、実生活に影響がでます。
世間からのブログの評判が良ければ、実生活でも恩恵を受けられる可能性はありますよね。
でも、世間からの評価が良くなければ、個人を特定され、悪影響を受ける可能性があります。
自由度は低い
実名ブログは、日常生活にも影響が出る可能性が高いので、その分だけ自由度は低くなります。
日常生活のことをブログ記事にしてしまうと、特定される可能性があるから避けたほうが良いですよね。
また、知り合いにブログが見つかった場合にイジられる可能性も出てくるので、その分だけ自分のなかにストッパーが生まれる可能性があります。
アクセス数には影響しない
匿名ブログと実名ブログには、お互いにメリットとデメリットは存在します。
だけど、匿名ブログでも実名ブログでもアクセス数には影響しません。
どちらがアクセスを集めやすいとかは関係ないんです。
というのも、ブログにアクセスを集めるメインの手段は検索エンジンからの流入です。
なので、匿名か実名かというよりは「ネタ選定」「関連キーワード選定」「コンテンツの質」を充実させて、上位表示できればアクセスは集まるんですよね。
また、SNSを活用してブログ記事を拡散したい場合にも、「読みたくなるタイトル」だったり「サブタイトル」のほうが大切です。
匿名なのか実名なのかって、ブログが読まれた後の話です。
マネタイズ方法で決めよう!
では、これから始めるブログを匿名か実名のどちらにするのかの判断方法についてお話していきます。
結局、匿名ブログにも実名ブログにも良いところも悪いところもあります。
なので、ブログでどのようにマネタイズしていくのかで判断すべきなんです。
アフィリエイトだけの場合
グーグルアドセンスやASPサービスなど、アフィリエイトのみでブログマネタイズするなら、匿名でも全く問題がありません。
むしろ、匿名ブログのほうが良いと思います。
まず、広告収入を目指すなら個人をブランディングするよりもブログ自体をブランディングしたほうが、アプローチ方法として健全です。
なので、そこに実名は必須ではありません。
また、ASPなどのアフィリエイトを実践する場合、商品やサービスについての問い合わせやクレームが来る場合があります。
これは匿名でも実名でもありえることなんですけど、実名の場合だと怒り心頭のブログ訪問者に個人を特定され、実生活に影響が出る可能性がありますよね。
なので、リスクヘッジとして匿名のほうがおすすめです。
アフィリエイト以外も視野に入れてる場合
自分が持ってるスキルや商品を販売して、マネタイズすることも視野に入れてるなら実名ブログのほうが良いですね。
商品を購入する側や仕事依頼する側の立場だったら、実名のほうが安心しますよね。
また、アフィリエイトならブログ自体のブランディングがメインですが、他の商品やサービスを販売するなら運営者としてのブランディングも大切になってきます。
リアル世界でも信頼と実績が重視されるように、ネット世界でも信頼と実績は大切ですからね。
アフィリエイト以外だけど実名は避けたい場合
ブログでのマネタイズをアフィリエイト以外でしたいけど、どうしても実名は嫌だという場合もあると思います。
そんなときには…。
- 実名っぽいニックネーム
- 運営者情報やプロフィール情報を充実
この2つの対策はしたほうが良いですね。
匿名の良くないところは、現実的ではないということです。なので、実名っぽい名前にすることでカバーすることは出来ます。
また、匿名にしろ実名にしろ実名っぽいニックネームにしろ、運営者情報やプロフィール情報は充実させましょう。
「この情報はどんな人が発信してるのか?」
それが明確になればなるほど信頼は生まれやすいです。
そして、運営者情報に今までの経歴や実績などを掲載したのなら、それが本当だと伝わるようにコンテンツの質は高めていきましょう!
極端に言うと、匿名でも実名でも知識やスキル、実力が本物なら仕事の依頼が来たり、販売してるコンテンツは売れます。
ただ、実名よりも匿名のほうがハードルは高くなりますが…。
なので、どうしても実名が嫌な場合は、この2つを意識してみてください。
匿名でも実名でもコンテンツファースト
今回は『ブログ運営を匿名にするか実名にするかはマネタイズ方法で決めよう!』をテーマにお話しました。
匿名でも実名でもメリットとデメリットはあります。
なので、ブログのマネタイズ方法でどちらが最適なのかを決めていきましょう!
また、匿名でも実名でも共通してるのはコンテンツファーストという考え方です。
コンテンツの質が高ければ、ブログのファン化も起こるし、運営者のブランディングもできます。
それだけは忘れずに健全なブログ運営をしていきましょう!