考えすぎて行動できないときって、あります。
・新しい仕事を任されたとき
・転職をしようと思ったとき
・愛の告白をしよう決めたとき…etc
こんな状況だと、ついつい考えすぎてしまいます。
僕もサラリーマンだったころ、行動するまえにあれやこれやと考えるタイプでした。
「失敗したらどうしよう…」状態になって仕事に取り掛かれなかったり、
転職活動のときには「今の会社より待遇が良くなかったらイヤだな…」と思ったりと。
考えすぎてなかなか行動に移せないタイプでした。
ところが!今では即座に行動できるようになったんですよね!
どうして真逆のタイプに変われたのかというと、
行動できない原因は性格ではなく意識の問題だと気づけたからなんです。
今回は考えすぎてなかなか行動できない人に向けて、僕が即行動タイプに変わるために意識していた6つの考え方をお話します。
ぜひ参考にしてください。
目次
考えすぎる性格は治せる!
「行動するまえに考えすぎてしまうのは性格が原因だから仕方ない…」
こんな風に心のどこかで思ってたりしますよね。
でも、それ治せるんです!
僕も考えすぎるクセを持ってました。
新人営業マンだったときにはテレアポでお客さんに断られるのがイヤだったので、机の前でトークのシミュレーションをずーっとしてて受話器を取れなかったり、簡単な資料を作るだけなのに上司から指摘を受けないように結構な時間をかけたり。
こんな風に何か行動をするときには、いつも考えまくってたんです。
でも、さすがにこのままでは冴えない営業マン、お荷物社員になってしまうと思ったので「すぐ行動できる人になるには?」みたいな本を読んだり、行動心理学系のセミナーに参加したりしました。
そしたら徐々に即行動できるタイプに変わっていったんですよね。
その結果、社内でトップの営業成績を出せました!
なので意識的に治そうと思えば、考えすぎて行動できない性格を変えられるんです。
考えすぎて行動できない理由
考えすぎて行動できない性格を治すために、まずは原因を見つけましょう。
人それぞれで理由は違いますが、元を辿るとこの4つです。
失敗するのが怖い
考えすぎて行動できない大半の理由は失敗するのが怖いからです。
失敗したら「こんなことも出来ない奴」とか「やっぱりお前には無理だったんだよ」など。
周りにそう思われるのが怖かったり、成果がでなくて自分が傷つくのがイヤだったり。
失敗した後のことを気にしすぎて、行動できなくなってしまいます。
無意識に「変わるリスク」を恐てる
2つ目の理由は無意識に「変わるリスク」を恐てるからです。
人は無意識レベルで現状を心地よく思ってます。
僕が転職するまえに迷っていたのもこれが原因でした。
転職したいけど、転職先が今の会社より劣悪な環境かもしれないし、新しい上司や同僚たちとまったく価値観が合わないかもしれない…。
こんな風に変わることのリスクを考えて、なかなか踏みきれなかったんです。
これが無意識で現状を心地よく思ってる証拠です。
行動できないのが行動するのを妨げる
3つ目の理由は「行動できないのが行動するのを妨げる」です。
行動できてない時間が長くなるほど、余計に腰が重たくなります。
〆切のタスクができてないと「今更やっても間に合わないし…」と悪い開き直りをしたり、トラブルを放置して状況がさらに悪化したら対応する気持ちがゼロになったりと。
行動できてないのが原因で、余計に行動しづらくなりますよね。
「行動できない⇒状況が悪化する⇒さらに行動できなくなる」
行動を先延ばしにすると、さらに行動できなくなる負のループにハマっていくんです。
身につけるべき6つの考え方
考えすぎて行動できない原因は様々ですが、結局は自分の考え方が行動するのを邪魔してます。
・失敗が怖い。
・変わるリスクを恐れてる。
・行動できない負のループにハマる。
今の環境や自分の性格などではなく、すべて自分の考え方が原因なのです。
なので自分の考え方を変えれば、すぐに行動できる人になれます。
今回ご紹介する6つの考え方は、僕が即行動できる人に変わろうとしてたときに意識してたことです。
「考えすぎてるなぁ~」と思ったら、この6つの考え方を思い出してみてください。
「悩む」と「考える」を区別する
1つ目の考え方は「悩む」と「考える」を区別することです。
・考えても答えが見つからないのは悩んでる状態
・考えたら解決方法が見つかるのは考えてる状態
たとえば「断られたらどうしよう…」「上手くいかなかったらイヤだな…」、これは悩んでる状態です。
逆に「お客さんに満足してもらうにはどうすれば良いかな?」「上手くいくための方法は何があるのかな?」、これは考えてる状態です。
こんな風に今考えてることが「悩んでる状態」か「考えてる状態」なのか、まずは意識して区別してみましょう!
・悩んでるなら考えても答えは出ないので行動する。
・考えてるなら時間を決めて行動する。
これを意識するだけで大分変わります。
失敗を恐れすぎない
2つ目は「失敗を恐すぎない」です。
成功するために考えることは大切です。でも、失敗を恐れすぎてはいけません。
「失敗したら周りからどう思われるか…。」
こんな心配があると思うんですけど、実際はそこまで気にしてないんです。
これは他の人が失敗したときの自分の感情を思い出せば分かると思います。
最初は気にするかもですが、1週間も経てば忘れてますよね。
また、失敗したときに自分が傷つくのが怖いかもしれません。
でも今考えてなくて出来ることって、すべてが最初から上手くいったわけではないはずです。
勉強でもスポーツでも恋愛でも、多くの失敗や経験があって昔の自分より進化してると思います。
失敗は自分を成長させるチャンスなので、恐れすぎずに果敢にチャンジしましょう!
完璧などありえない
3つ目は「完璧などありえない」です。
仮説を考えまくったとしても、完璧にはなりません。
実際に行動してみたら仮説通りに進まなかったり、意外と簡単だったりすることもあります。
なので成功させるために必要なのは完璧な仮説ではないんです。
「現時点で考えられる方法を実践して検証し、新たな方法を試す。」
このPDCAサイクルが成功させるためには大切なんだと思います。
頭のなかで完璧を求めるのではなく、実際に行動しながら完璧に近づきましょう!
行動しない時間で損をしてる
4つ目の考え方は「行動しない時間で損をしてる」です。
この考え方も効果的です。
考えすぎて行動できない間って、な〜んかモヤモヤしますよね。
不安や悩みがつきまとったり、何をしてても気になって100%集中できません。
つまり行動できないのが原因でイヤな時間を過ごす羽目になってるんです。
なので、すぐに行動してイヤな時間を1分でも短くしましょう!
期限を決めて決断をする
5つ目の考え方は「期限を決めて決断をする」です。
考えようと思ったら何時間でも考えられますよね。
でも、考えた時間に比例して成功する確率は増えないんです!
行動してみないと分からないことは多いですし、考えてるつもりが悩んでるだけだったりもします。
なので考える時間を決めておくのもおすすめです。
『30分考えてみて分からなかったら、とにかく始めてみる』
制限時間を設定して、行動するように心がけるのもいいですよ!
行動しないといけない状況を作る
最後6つ目の考え方は「行動しないといけない状況を作る」です。
行動するときにはいつも考えすぎる…、なんてことはないと思います。
・お腹が空いたらご飯を食べる。
・遅刻しないようにちゃんと起きる。
・今月ピンチならアルバイトをする。
追い込まれてる状況ならすぐに行動できますよね
なので、自分で行動できる状況を作り出すのもおすすめです。
痩せるためにライザップに通ったり、資格を取るために高めの塾に通ったり、大好きな趣味に使うものを売ったり。
行動しないといけない環境を自分で作り出すのもかなり効果的です!
意識が変われば行動が変わる
考えすぎて行動できない性格を治すために身につけるべき6つの考え方をお話しました。
考えすぎて行動できない性格は、意識すれば変えられます。
「考えすぎてるなぁ~」と思ったら、今回ご紹介した6つの考え方を思い出してみてください。
すぐには変われませんが、徐々に即行動タイプになれると思います。