失敗するのが怖くて行動できない時に「自分を吹っ切る」ための考え方

失敗するのが怖くて1歩目を踏み出せないときがあります。

「失敗して、怒られるのが嫌だ」
「周りから情けないと思われるのがツラい」
「失敗したら自分の能力のなさが露呈する…」

こんな風に上手くいかなかった時のことを考えると、なかなか1歩目を踏み出せません。
でも一方で失敗を怖がらずにどんどんチャレンジする人もいます。

一体「失敗が怖くて行動できない人」と「行動できる人」の違いは何なのか?

それは自分を吹っ切るための考え方があるかどうかなんだと思います。

目次

誰だって失敗はイヤ!

失敗するのが怖くて行動できない人

僕もそうですし他の人もそうだと思うんですけど、
失敗するのはイヤですよね。

少なくとも「失敗したい!」と願ってチャレンジする人なんていないと思います。
せっかくやるんだったら成功したいはずです。

また失敗を恐れず果敢にチャレンジしてる人たちも失敗は嫌いなはずです。
何度トライしても諦めないのは成功したい気持ちが人一倍あるからだと思います。

そこには自ら望んで失敗したい気持ちは微塵もないですし、
出来れば1回目のチャレンジで成功したいはずです。

なので誰もが失敗したくないんです。

失敗が怖いのは誰にだってある感情なので、
まずは挑戦にビビってるんだと認めてあげましょう!

行動できない理由

誰も失敗なんてしたくないですし、好んで失敗を求める人もいません。
でも失敗にビビりながらも「行動できる人」と「行動できない人」はいます。

何が違うのでしょうか?

それは行動できない理由をつぶしてるからなんです!

失敗が怖いと漠然と思ってるだけではなくて「何が怖いのか」、
そして「どうすれば行動できるのか?」を考えてるから行動できます。

なのでまずは、自分が行動できない理由を明確にしましょう!

失敗を他人に見られるのが怖い

まず1つ目の理由は失敗を他人に見られるのが怖いです。
これが一番多いのかなぁと思います。

「この仕事を失敗したら、社内の評価が下がる」
「こんな事も出来ない奴だと思われる…」
「家族に見損なわれるのが怖い」

こんな風に失敗したあとの周りの評価が気になりすぎて行動できないパターンです。

プライドが傷つくのが怖い

2つ目は失敗して自分のプライドが傷つくのが怖いからです。

「出来ない自分を認めないといけない」
「試験に合格できなかったら恥ずかしい」

今まで守ってきた自分像が失敗することで崩れるのではないかと恐れて、
行動できなくなります。

これは「完璧主義者」に多いですね。
何事も完璧にこなしたいと思うのは、自分が傷つきたくないという気持ちの裏返しでもあります。

そんなプライドが邪魔して行動できなくなってしまいます。

「失敗=悪」だと思ってる

最後3つ目は「失敗=悪」だと信じ込んでるケースです。

「失敗する人はダメな奴」
「自分の辞書に失敗の2文字はない!」

こんな風にすべての失敗を悪いと思い込んでると行動できません。

これも完璧主義者に多いです。

「自分を吹っ切る」ための考え方

それでは「自分を吹っ切る」ための考え方をお話します。

実は以前までの僕は失敗が怖くて行動できない人間でした。

失敗するなんて恥ずかしかったし自分が傷つくのもイヤ!
だから失敗しそうな事をなるべく避けて生きてる人生だったんです。

そんな僕が行動できるようになれたのは、
何にも挑戦しなかった人の成れの果てを見たからでした。

失敗が怖いからと何にも挑戦してこなかった人って、中身がスッカスカなんですよね。

経験が少ないから具体的なアドバイスをできないし、
誰かの励みになるような言葉が1つも出てこないんですよ。

僕はそんな人間には絶対になりたくなかったんです!

それから僕は本を読んだりセミナーに参加したり、
失敗が怖くても行動できる人の話を聞いたりして、
今は自分のためになりそうなことならすぐに行動できるようになれました。

今回ご紹介する5つの考え方は、
僕が行動できる人間に変わろうとした時期に言い聞かせてたものです。

ぜひ参考にしてみてください。

誰も自分に興味・関心なんてない!

失敗したあとの周りの評価が気になるなら誰も自分に興味・関心なんてないと考えましょう!

実際そうですよね。

誰かの失敗を見て一時的には何か思うかもしれませんが、
1日も経てば興味・関心は薄れてますし、1週間も経てば忘れてます。

また他人の失敗に目を向けるよりも自分のことを考える時間のほうが多いです。
なので自分が想像してるレベルで誰も他人の失敗なんて気にしてないんすよね。

もし誰かの失敗に対してネチネチ言ってる人がいるなら、
それは失敗が怖くて挑戦しない人だと思います。

「ほら、俺が言った通り失敗しただろ」
「だから止めておきなって言ったでしょ笑」

こんなことを平気で言えるのはチャレンジしてないからなんです。

何かに挑戦したことがある人なら
失敗した人の気持ちが分かるので、こんな酷い言葉を言えるはずがありません。

なので心無い言葉を言われても、
「あぁ~、この人は失敗を怖がってるんだな」と無視しましょう!

「失敗=課題」だと考える

失敗を悪だと思ってるなら失敗=課題と考えましょう!

小学校~大学までテストがすべて100点でした!
なんてことはありませんよね。

どこかでミスをして悔しくて次こそはと努力してきたはずです。
その努力が自分の成長に繋がってきたと思います。

なので失敗=悪なのではなく、失敗=自分が成長するための課題なんです。

今の自分の課題が見つかった!
失敗してもこれくらいで考えるといいですね。

事前準備を完璧にする

これは「完璧主義者」の方におすすめです。

失敗するのが怖いなら挑戦する前の事前準備を十分にしましょう!
より成功に近づけます。

ただ気をつけないといけないのは、保身のためにならないようにすることです。

事前準備は成功に近づくためのものであって、
期間を先延ばして自分が傷つかないようにするためではありません。

また事前準備にも完璧なんて存在しませんし、結局のところやってみないと分かりません!

今の自分で考えられる事前準備ができたら、
それを合図に挑戦しましょう。

映画やドラマの「主役なら」と考える

失敗するのが怖くてしょうがないなら、
自分が映画やドラマの主役ならと考えてみましょう!

映画やドラマの主人公が失敗が怖くて行動できない…、
なんて状態で結末を迎えることはありえませんよね。

最初は何にもできない弱虫な主人公であっても最終的には勇敢に立ち向かいます
こんな主人公マインドを取り入れるのもおすすめです。

また映画やドラマの脇役にはイヤな奴って必ず登場します。

「そんな事できるわけないだろ!」
「どうせ無理なんだよ、俺たちには」
「身の程をわきまえろ」

こんな風に頑張ろうとしてる人の邪魔をする役は絶対に出てきます。

失敗が怖くて行動できないなら、こんな脇役と自分が同じだということです。
そう考えると絶対にイヤですよね!

そんなイヤな役を演じるよりも成長しようと挑戦できる主人公になりましょう。

本当のリスクを考える

最後5つ目は失敗したあとの本当のリスクを考えることです。

人生における最大のリスクは1つだけだと思います。
それは「生死に関わるかどうか」です。

極論なんですけど、それが伴うならやらないほうが良いです。

でも失敗したら命に関わるチャレンジなんて滅多にありません。
一時期は恥ずかしい思いをしたり凹んだり、ちょっとした自己嫌悪になったりするだけです。

そう考えたら別にどうってことないじゃないですか!

失敗したら生死を彷徨う可能性があるならやめるべきですが、
いつか回復できそうなことならやってみれば良いんです!

「成功」も「失敗」も自分が決める

失敗するのが怖くて行動できない時に「自分を吹っ切る」ための考え方をお話しました。

失敗が怖くて行動できない気持ちは分かります。
でも結局、失敗か成功かって自分が決めるんですよね。

他人からしたら成功に見えても本人からすると通過点だったり、
目標に遠く及ばずだったから失敗だったりします。

逆に失敗に見えても本人のなかでは「成功に近づいた!」とワクワクしてるかもしれません。

幸せの基準が1人ひとり違うのと同じで、成功も失敗も自分で決めたら良いんです!
なので失敗を課題だと言い聞かせて、どんどんチャレンジするのをおすすめします。

そうすれば実現したいことができるようになってると思います。

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