やりがい搾取に遭ってる人

今思うと、僕は会社員時代にものの見事にやりがい搾取に遭っていたと思います。

新卒入社した中小企業の広告代理店では朝7時に出社して終電で帰るのが普通で、繁忙期には1日も休むことなく2ヶ月間連続勤務があったりもしたんですが、上司から「やりがいがあるだろ!」とか「仕事は楽しいだろ(^^)」なんて言われて妙にやりがいを感じていたからがむしゃらに働いていたし…。

転職した会社ではいきなり新規事業部に配属され、会社のことも事業のことも全く分からないまま毎日遅くまで会社に残ったり休日に仕事ばかりできてたのも会社の役員から「新規事業ほど面白い仕事はないぞ!」とか「お前に期待してるから社内の人間ではなくお前を選んだんだぞ」など滅多に経験できないことをさせてもらってる感期待されてる感があったからだと思います。

だけど、冷静になって考えてみると残業代もでない休日出勤手当もでない、給料もそこまで高くないのに寝る間を惜しんで仕事してるのは”社畜”でしかないんですよね笑

なので今回はやりがい搾取に遭ってた僕がその見分け方と対策についてお話していきます。

会社や上司は実に巧みに巧妙に「やりがい感」や「期待感」を匂わせるパワーフレーズを活用して働かせようとしてきますが、今の給料が時間と労力に見合ってないなら「言いなり」になってるだけだし、会社のために働くことは大切ですが自分のために働けてないのは大問題です。

そんな残酷すぎる状況から脱出するために僕が試した方法を参考にしていただければと思います。

やりがい搾取の結末は最悪

僕が会社員をしてたころは「やりがい搾取」なんて言葉はありませんでしたが、今思うとまんまと「やりがい搾取」されてたなぁと思います。(※やりがい搾取とは東京大学の本田由紀教授が名付けたそうです)

新卒入社した会社は中小起業の広告代理店だったんですけど、相当なブラック企業でした笑

朝7時には出社して先輩や上司が昨日使ったコップを丁寧に洗い、ポットでお湯を沸かし、すべての机を水拭きして、散乱しまくってる資料を整理する。

この”新人の仕事”と言われる苦行を先輩たちや上司が出社してくる前にしておかないと、嫌味を言われたりときには怒鳴られたりしたんですよね。

また、新人の仕事が終わったあとには終わりなき業務の旅…。

新人だったこともあり仕事が遅かったのは間違いないんですけど、平日5日間は終電でしか帰ることができず、土曜日だけゆっくりして日曜日は午後から出社するのが当たり前で、繁忙期には2ヶ月連続勤務という金字塔を打ち建てることもできました。

これだけ働いてても見合う給料を貰えてたらよかったんですけど、残業代や休日出勤手当が会社から支給されることは1度もなく、時給を計算してみたらアルバイトしてたほうがマシだったんですよね…。

こんな状況だったので当時から「これは異常だよな」とはさすがに思ってたんですけど、会社を辞めなかったのは先輩たちや上司から「未来のエースなんだからこれくらいはしてもらわないと!」とか「期待してるから任せてるんだぞ」とか「こんなにもクライアントから感謝をされる仕事は他にないぞ!」などの「期待してるぞ感」や「やりがい感」を言われつづけて、僕も妙に納得してたからです。

なので、こんなにも常識を逸脱した労働環境でも僕は「やりがい」を感じながら仕事をできてたんですけど、積もりまくった疲労がたたり、とうとう事件が起こりました。

僕は部長にブチギレたんです笑

しかも、自分が何を言ってるのか分からないくらい感情的に…。

あまりの僕のキレように上司は何かを悟ったのか「あとは俺がやっとくから、お前はもう帰って休め」と言ってくれ、その日は荷物をまとめて帰りました。

そして、その次の日は会社を休んでゆっくりしてたんですけど、なぜか僕のなかで「やっちまった感」が襲ってきたんですよね。

「社会人にもなって感情的にキレるなんてありえないよな」とか「これで会社はクビだな」とか「もう会社に行けないな」など。

冷静に考えれば僕がキレたのは劣悪な労働環境が原因なのに、なぜか僕は自分が悪いんだと思い込んでいたんです。

今思うと、低賃金重労働を「やりがい」や「期待」という言葉でごまかされ、正常な判断ができない状態になっていたんですよね。

なので「やりがい搾取」は低賃金重労働を強いられるだけでなく、一種の洗脳のような状態にまで陥る危険性があるのでハマる前に脱出することを強くおすすめします。

やりがい搾取の見分け方

やりがい搾取は低賃金重労働なだけでなく”社畜”のように飼いならされてしまう可能性があるので、1日でも早く抜け出したほうがいいと思います。

そのためには「やりがい搾取」に遭ってるかどうかを見分ける必要があります。

なので、今からは「やりがい搾取」が横行してる会社の特徴についてお話していきます。

1つに当てはまれば「やりがい搾取認定」というわけではないですが、2つ以上も当てはまるなら可能性はかなり高いと思います。

残業してる人は頑張ってると評価されてる

やりがい搾取してる会社は頑張ってる人を評価します。

なので、毎日残業してる人だったり朝早く出社して仕事をしてる人を「いつも頑張ってるねぇ~」とか「期待してるよ」などと上司や会社は言うんですよね。

こんな風に残業してる人を称賛することで褒められた人はもっと仕事を頑張りたくなるし、あまり残業してない人も上司や会社から評価されるには仕事をしまくるしかないので、自然と残業が当たり前な職場になっていきます…。

なので残業してる人を社内の模範のように上司や会社が言ってるようなら、それはやりがい搾取する傾向は高めだと思います。

残業代・休日出勤手当がでない

これは鉄板ですね。

毎日サービス残業してたり日常的に持ち帰り残業をしてたり、休日に出勤してるのに手当がでないなら「やりがい搾取」の傾向もあるし、シンプルに「ブラック企業」である可能性も高いです。

成長も給料の一部という考え方

先程の続きになるんですけど、残業代や休日出勤手当が出ない会社は「やりがい搾取」の傾向があるし、「ブラック企業」の可能性もあります。

では、どうやって見分けるかというとやりがい搾取をしてる会社って「成長も給料の一部」という考え方をしてるんですよね。

どういうことかと言うと「会社はあなたに仕事を任せてあなたはその仕事をすることで知識やスキル、経験が身につくんだから、それも報酬だよね」という風に給料も報酬だけど、あなたが仕事で成長することも会社が提供する報酬という考え方です。

職場で働いてるときに「あなたの成長=会社からの報酬」のような雰囲気があるなら、それはブラック企業ではなく「やりがい搾取」企業です。

「やりがい感」や「期待してる感」の押し売り

上司がやたら「やりがい感」や「期待してる感」を匂わせるようなら危険ですね。

たとえば「こんな大きな仕事を若手に任せるなんてうちの会社くらいだぞ」とか「期待してるから多くの仕事を任せてるんだ」とか「この仕事は楽しいだろ?」など。

膨大な業務や毎日の残業を忘れさせるように上司がこんなような言葉を言ってくるようなら、「やりがい感」や「期待感」でごまかそうしてるだけです。

見合った給料がもらえてるなら問題はありませんが、残業代や手当が出てないなら、この項目だけで完全に「やりがい搾取」認定だと思います。

やりがい搾取から開放された人

やりがい搾取への対策

今の職場でやりがい搾取されてると分かったらどうすれば良いのか?

それは1日でも早く会社を辞めることです。

というのも、このまま仕事を頑張りつづけても低賃金重労働は変わらないし、何よりそんな働き方をしてたら肉体的にも精神的にも爆発してしまいます。

そんな悲惨な結末を迎えないためにも環境を変えることをおすすめします。

ただ!!!

会社を辞める前に自分のメリットは本当にゼロなのかを考えてみたほうが良いですね!

たとえば任されてる仕事が大学の友人たちよりも責任感がある仕事なら経験を積む機会としては最適だと思うし、膨大な仕事量をこなすことで処理能力も上がりますよね。

もちろん、上司や会社から押し付けられてる「やりがい」が自分にとっても本心から「やりがい」だと思えるなら会社を辞める必要はないと思います。

実際に僕も新卒入社した会社は明らかにブラック企業だったんですけど、3年間と4ヶ月は頑張ってみたんですよね。

というのも、体力がある年齢のときに多くの仕事を経験したり苦労しておけば年齢を重ねたときに自分の武器の1つになると思ったし、これ以上ハードな仕事はないだろうから今の会社を耐えることができたらどこに行っても頑張れる自信を得られるだろうと思ったからです。

それが良かったのか転職活動してても自分がやってきたことを自信を持って伝えることができたし、しがない中小企業から上場企業へと転職することができました。

「やりがい搾取」だと思うと気分は良くないですが、自分にとってメリットがあるなら会社を続けるのはありだと思います。

なので、やりがい搾取だと気づいたとしても一旦は冷静になって考えてみて、自分にとってメリットが1つもないなら1日でも早く会社を辞めたほうがいいし、2つ3つのメリットがあるなら今の会社で頑張ってみるのも良いですね!

やりがい搾取に遭わない唯一の方法

最後にお伝えしたいのは「やりがい搾取に遭わない唯一の方法」です。

それは何かというと「自分でお金を稼ぐこと」です。

というのも、雇われてる働き方をしてる以上はやりがい搾取に全く遭わないなんて言えないんですよね。

実際に僕は転職した会社で新規事業部に配属され3年で撤退することになったんですが、事業が軌道に乗らなかったので昇給することは1度もなかったし会社から評価されることもありませんでした。

しかも、事業撤退後には全く畑の違う部署に配属されたのでゼロからの再スタート…。

このときばかりは「僕の3年間は何だったんだ!」と思ったし、それ以上にこのままだと会社の良いように使われるだけの人生になるなと痛感したんですよね。

なので、僕はそんな”社畜”のような人生にならないように自分でお金を稼ぐ方法を探してたら「ブログアフィリエイト」に出合いました。

そして、まずは副業でブログアフィリエイトを始めて4ヶ月後には月収11万円、その4ヶ月後には会社員以上のブログ収入を得られたので会社を辞めました。

今では「やりがい搾取」に遭うことも遭う可能性も一切なく、自分のためだけに働くことができてるし、朝起きる時間も働く時間も遊ぶ時間もすべて自分で決めることができてます。

なので、やりがい搾取とは無縁の働き方を実現したいと思うなら、自分でお金を稼いでしまえばいいと思います。

また、僕が副業でブログアフィリエイトを始めて月収11万円を稼ぐまでについては下記ブログ記事でお話してます。

自分のためになるかどうかが大切

今回は、会社からの「やりがい搾取」に遭わないための見分け方と対策についてお話しました。

やりがい搾取に遭ってるなら、今の会社で働きつづけるかどうかは一度冷静になって考えてみるべきですね。

自分にとって1つもメリットがないなら肉体的にも精神的にも崩壊しない前に辞めるべきだと思うし、もし自分にとっていくつかのメリットがあって我慢できそうなら続けるのもありだと思います。

大切なのは、今の環境で働くことが自分のためになるかどうかです。

オリンピックのボランティアと同様に自分がやりがいを感じたり、スキルや知識、経験などを得られるなら無報酬や低賃金であっても「やる価値」はあると個人的には思ってます。

だけど、1つの自分のためにならないのなら即効で辞めたほうがいいですね!

 

 


 


 

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