今回は『体育会系に向いてる仕事は営業だけじゃない!営業以外の働き方もある!』をテーマにお話をしていきます。
「文系で体育会系なら営業しかないよなぁ~」
文系で大学まで野球を続けていた僕は、そんな風に自分の職業を決めつけていました。
きっと、学生でも社会人でも同じように思ってる人って割と多いんじゃないかなぁと思います。
また、就職情報サイトや転職サイトを見てみると「体育会系は営業職に向いてる」などの情報が溢れていて、余計に「体育会系=営業職」みたいに思ってしまいます。
実際、僕も「体育会系=営業職」という考え方に染まり、新卒で就職情報会社の営業職に就き、転職して商社の営業職も経験しました。
だけど、現在ではブログ運営という体育会系とは真逆の働き方をしてます。
なので、体育会系だからって営業職だけが向いてる職業ではありません。
「体育会系=営業」は作り話
「体育会系は営業に向いてる!」
なんて言う情報が、就職情報サイトでも転職サイトでも溢れかえっています。
でも、「体育会系=営業」は作り話なんですよね。
「向いてる」ではなく「営業」としての「資質」があるってだけの話なんです。
「体育会系は営業に向いてる」と言われる理由
今も昔も体育会系が営業に向いてると言われる理由は変わってません。
- 礼儀やマナーがある
- 根性がある
- 上下関係を心得てる
- 肉体的にも精神的にもタフ
- コミット力がある
- コミュニケーション能力がある
これらが営業に向いてると言われる理由です。
では、なぜこれらの素養がある人は営業に向いてると言われるのかというと…。
営業の仕事は会社から与えられた売上目標を達成することです。
これが出来るか出来ないかで判断されます。もちろん、他の要素でも人事評価はされますが、9割の評価は売上目標を達成してるかどうかです。
なので、会社から課せられた売上目標を「なんとしてでも達成してやろう!」という気概が必要になってきます。
その気概にはメンタル面が重要なので「根性」があったり「肉体的にも精神的にもタフ」な体育会系は、営業に向いてると言われるんです。
また、体育会系は「上下関係を心得てる」ので会社から課せられた売上目標に対して「出来ません!」とは言えないですよね。
これもまた「体育会系=営業職」と言われる理由です。
というのも、体育会系の営業職は会社にとって扱いやすいんです。
「上の言うことは絶対!」マインドが体育会系にはあるから、上司が理不尽な要求をしても口答えせず仕事に打ち込みます。
なので上司や会社にとって体育会系は、とても扱いやすい人材なんです。
営業はメンタルだけじゃない!
体育会系が営業に向いてると言われる主な理由は「メンタルの強さ」です。
「根性がある」とか「肉体的も精神的にもタフ」とか…。
これらがあるからキツい売上目標でもヘコタレずに頑張れそうな体育会系は営業に向いてるだなんて言われます。
だけど、営業はメンタルだけあれば成果が出るわけではありません!
自社商品と他者商品の違いやメリット・デメリットを勉強したり、お客さんにヒアリングして課題を理解したり、お客さんが求めてる1歩先の提案内容を考えたりと…。
売上目標を達成するには、メンタルは大切ですが1つの要素でしかないんです。
「体育会系=営業」は会社側からの話
お気づきかもしれませんが「体育会系は営業に向いてる」というのは会社側の話なんです。
- 会社から課せられた売上目標を達成する素養を持ってるのは体育会系
- 文句を言わずに仕事に取り組むのは体育会系
これらはすべて会社側の話なんですよね。
もちろん、雇ってくれるのは会社側なので体育会系を優遇してくれるのは有り難い話だし、そんなイメージを作ってくれた今までの体育会系の先輩方には頭が上がらないです。
だけど…。
「体育会系だから営業だよね…」となるのは違うんです。
ただ、会社や世間が「体育会系=営業」と言ってるだけの話。
どんな働き方を選ぶのかは「体育会系だから…」ではなく、自分がどんな仕事をしたいのかをベースに考えることが大切なんです。
体育会系に向いてる仕事は営業だけじゃない!
「体育会系に向いてる仕事は営業だけだよね…」となってるのは思考停止状態です。
会社や世間や周りの人たちが「体育会系=営業」と言うから、それに染まってるだけのこと。
今の時代、別に体育会系に向いてる仕事は営業だけではありません。
だって…。
- 礼儀やマナーがある
- 根性がある
- 上下関係を心得てる
- 肉体的にも精神的にもタフ
- コミット力がある
- コミュニケーション能力がある
これらの資質って営業職だけに大切なものではありませんよね。
他の職種においても大切な要素です。
なので「体育会系=営業職」という固定概念は捨て去りましょう。
そして、自分がしたい仕事や目指すライフスタイルに合う働き方という視点で職業は選んでいきましょう!
体育会系には営業以外の働き方もある!
偉そうなことを書いてましたが、僕も「体育会系=営業」という固定概念で会社員時代には営業をしてました。
新卒で入社した就職情報会社も転職した商社も営業は体育会系ばかりだったので、とても仕事がやりやすかったです。
また、お客さんと話すときでも体育会系というだけで好感が持たれたりするので、体育会系の恩恵を受けながら営業もすることができました。
だけど、僕は体育会系でしたが営業は続けられないと途中から思うようになったんです。
というのも、これからの時代には営業の価値はどんどん低下すると感じたから。
新規開拓営業もWebサイトの登場でテレアポする意味はなくなってきたし、商品説明などもWebサイトを見たほうがわかりやすいケースだってありますよね。
また、クライアントのフォローも営業の仕事ではなくなってきてます。
そして、これから「人工知能×営業」もどんどん進化していくと思います。
そんな時代になっていくのに、営業だけしてたら取り残されていく一方だと感じてました。
だから、僕は営業以外の仕事をするべく、ブログ運営に挑戦したんです。
また、人工知能によって無くなる営業の仕事については、下記ブログ記事でお話してます。
僕はブログ運営を選択した
体育会系でも営業以外の職業はたくさんあります。
実際に初心者でも採用してるIT企業だって当たり前のように存在するので、探せばいくらだってあるはずです。
- Webデザイナー
- プログラマー
- ライター
僕も最初はそれらを選択肢に入れてました。
営業職以外に転職して、違うスキルを身につけようと思ってたんです。
だけど、一方で「今まで身に付けた営業スキルが勿体無いなぁ~」とも思ってました。
そんな時に出会ったのがブログ運営でした。
僕がブログ運営を始めた理由はいくつかあるんですが、一番興味を持ったのは「Web集客スキル」が身につくということでした。
というのも、営業職にとってもクライアントにとっても迷惑な仕事って新規開拓のテレアポですよね。
どれだけ心を鍛えても断られるのはツラいし、クライアントにとってもいきなり電話かけてきて売り込みの話だったらウンザリしますよね(笑)
そんな新規開拓を「Web集客」で出来たら最高だよなっと思ったんです。
また「Web集客スキル」が身に付けば、自分が気に入った商品をインターネット上に公開して、連絡があったお客さんに営業するというスタイルも確立できるとも思ってました。
そんな想いを持ちながら僕は副業でブログ運営を始めて4ヶ月後には月収11万円を得て、そこからブログ運営の一部をアウトソーシングして月収31万円をブログ1つだけで稼ぎ、会社員を辞めることが出来ました。
現在はブログ運営をしたり、個人向けにブログの収益化コンサルをしたり、法人向けにWeb集客コンサルなどもしてます。
ゆくゆくは、自分が気に入った商品のWebサイトを構築しようと思ってます。
僕が「体育会系=営業」という固定概念のままだったら、今でも朝から晩まで仕事に追われていたと思います。
もし「体育会系は営業しかない」と思ってるなら、別にそうではないので「自分がどうやって働きたいか?」で仕事を選んでいきましょう。
僕が副業でブログ運営を実践して、どのように本業以上の収入を稼げるようになったのかについては、下記ブログ記事で詳しくお話してます。
自分らしい働き方をしよう!
今回は『体育会系に向いてる仕事は営業だけじゃない!営業以外の働き方もある!』をテーマにお話をしました。
別に体育会系だからといって、選択肢は営業職だけではありません。
また、体育会系だから営業に向いてるわけでもありません。
「自分がどうやって働きたいのか?」という軸で働き方は選んできましょう!
なかなか見つからないものですが、探すのをやめなければ必ず見つかるし、その働き方こそ自分らしい働き方が出来ます。
毎日をワクワクできるように自分の仕事は自分らしく働ける仕事を選んでいきましょう!