自分の働き方を探してる大学生

「会社員になりたくない…。」とか「会社の歯車なんかになりたくない」とか「普通の仕事はしたくない」など。

今回は、そんな風に思っている大学生に向けてお話していきます。

「会社員になりたくない」という気持ちは、僕はとても良いことだと思います。

だって、少なくとも「自分には会社員は向いてない」とか「ずっとサラリーマンできる性格じゃない」などの自己分析が大学生の時点で出来てるということです。

例年、ほとんどの大学生たちが「将来のこと」や「自分自身のこと」を深く考えずに就職活動していくなかで、そのように思えるのは十分に当事者意識があると思います。

ただ…。

もし、会社員になりたくない理由が「働きたくない…」という理由なら、それに対するアンサーは用意してないので、すぐにこの画面を閉じていただいてかまいません。

今回、僕がお伝えしたいのは「働く意志」はあるけど「会社員にはなりたくない」という大学生に向けて、サラリーマン以外の職業やそのリスクについてお話していきます。

リスクとは、会社員と比較したときのデメリットと捉えてもらってもOKです。

では、お話していきます。(※けっこう長くなったので、気長に読んでください)

UZU(ゆず)のキャリア

まず、僕のキャリアからお話します。

僕は大学を卒業してから、就職情報会社に新卒入社しました。

就職情報会社とは、有名どころだと「リクルート」とか「マイナビ」などですね。

ただ、僕の場合はそんな有名企業ではなく中小企業でしたが…。

仕事内容は就活生向けだと「就活ガイダンス」や「就職イベント」を開催したり、企業向けだと「採用活動のプランニング」や「採用ツールの作成」などをしてました。

その仕事を約4年間した後に上場企業の商社に転職して、新規事業部と化粧品事業部の2つの部署を経験して、3年間ぴったり働いた後に独立して、今はWebコンサルタントをしてます。

僕の場合だと大学生のときには「会社員になりたくない!」とはあまり思ってなくて、会社員になってから会社員の窮屈さに嫌気がさして、サラリーマン以外の働き方を追い求めた感じです。

なので、会社員になりたくない気持ちはとても分かるし。サラリーマンのメリットやサラリーマン以外の職業のリスクについても身をもって感じています。

僕の自己紹介はこのくらいにして、では本題に入っていきます。

なんで会社員になりたくないの?

まず、改めて考えないといけないのは「なんで会社員になりたくのか?」その理由です。

もちろん、頭のなかには色々と理由を思い浮かべてると思います。

でも、大事なことは「言葉」にすること。

というのも、会社員になりたくない理由を言葉にすることで「自分の職業観」を見える化できます。

それによっては、実は会社員の方が向いてるかもしれないし、やっぱりサラリーマン以外の働き方の方が向いてると確信できます。

だからこそ、この機会にスマホのメモ機能や紙とペンでも良いので「会社員になりたくない理由」を言語化していきましょう。

ぜひ時間をとってやってみてください。

その理由の中には「ポジティブな理由」と「ネガティブな理由」が混在してると思います。

それをグルーピングしていきましょう。

ポジティブな理由

なにかを決断するときには、いつでも「ポジティブな理由」と「ネガティブな理由」が存在します。

今回の「会社員になりたくない」理由のポジティブなモノはこんな感じです。

 

ポジティブな理由
  • 好きなことがあり、それを仕事にしたい。
  • 満員電車、スーツ、ネクタイは絶対にイヤだ。
  • 平凡な人生など歩みたくない。
  • プライベート時間より会社の時間が長くなるのはゴメンだ。
  • 上司が無能だったら最悪だから。

 

これらはポジティブな理由です。

というのも、共通してるのは「自分が追い求める働き方」が根幹にあるからです。

これを大学生の時に既に持ってるって、僕はとても良いことだと思います。

というのも、ぶっちゃけると…。

ほとんどの大学生や多くのサラリーマンたちは「会社員になるしかない」と思ってるんです。

「会社員になりたい!」とか「この会社でやりたい事がある!」ということはではなくて、「みんな就活してるし…」とか「周囲が会社員ばかりだから…」など、こんな感じでサラリーマンになってるんです。

つまり、割と多くの人たちは何も考えず、流れで会社員になってるんです。

実際に僕もそうでした。

サラリーマン以外の働き方に憧れてたけど、周りの友達はフツーに就活して会社員を目指してるし、兄弟や身近な大人たちも会社員しかいないから「それしか選択肢がないよな…」みたいな感じでした。

なので、多くの人が「なんだかんだ会社員だよね」と諦めるなか、「自分が求める働き方像」があるのは素敵なことなんです。

ネガティブな理由

続いて、ネガティブな理由についてお話していきます。

 

ネガティブな理由
  • 人間関係がめんどくさそう。
  • 誰にでもペコペコしたくない。
  • 働きたくない。
  • ずーっと大学生の自由さが良い。

 

これらはネガティブな理由です。

というのも、共通してるのは「自分の問題」を「会社の問題」にすり替えてるということ。

これから働く以上は人間関係は大切だし、状況によっては誰かにペコペコしないといけない状況はあります。

つまり、ネガティブな理由は、自分の「働くことに対する意識の問題」であって、「会社員の働き方の問題」ではありません。

なので、ネガティブな理由なら別に会社員でも良いかもしれないし、むしろ会社員のほうが良いと思います。

「会社員」という働き方

では、サラリーマン以外の職業をお話する前に、「会社員」という働き方についてお話をしていきます。

というのも、大学生だと会社員として働いたことがないので、イメージが表面的になってしまうんです。

「朝の満員電車で憂鬱そうにしてる」とか「パワハラ上司にメンタルやられてる」、「お客さんにペコペコしてる」など。

日常生活で見かけたり、ドラマでの会社員イメージが、そのまま「会社員という働き方」に繋がってるケースも少なくありません。

なので、会社員以外の働き方をお伝えする前に、まずは会社員の実像について把握した方が良いんです。

では、僕が思う会社員という働き方の「メリット」と「デメリット」をお話していきます。

会社員のメリット

「会社員という働き方」と「サラリーマン以外の働き方」を比較したときに、会社員にも当然メリットはあります。

まずは、メリットについてお話していきます。

 

会社員のメリット
  • 毎月決まった日に、決まった給料がもらえる。
  • たまに休んでも給料はもらえる。
  • 社会的信頼度が高いから、ローンやクレジットカードが作りやすい。
  • 生活のリズムができやすい。
  • 福利厚生で「割引サービス」や「保養施設」を利用できる。
  • スキルや実力がない社会人1年目のときから人脈を作れる。

 

「会社員」にも様々なメリットがあります。

その中でも、会社員の良いところは3つです。

  • 毎月決まった日に、決まった給料がもらえる。
  • 社会的信頼度が高い。
  • 生活のリズムができやすい。

では、この3つだけもう少し詳しくお話します。

毎月決まった日に、決まった給料がもらえる

会社員の最大のメリットは、毎月決まった日に確実に「給料」をもらえることです。

というのも、会社員以外の働き方は自分のスキルや知識など「自分の力だけ」で収入を得る必要があり、その月にお金を稼げなかったら収入はゼロです。

また、社会人1年目だとスキルや知識、実力なんて皆無に等しいです。

そんな状態でもお金をもらえる働き方って凄いし、仕事関係の人脈構築もできます。

もちろん、倒産したり経営が厳しい場合には給料をもらうことは出来ないので、サラリーマンは「絶対安定」とは言えませんが、これは会社員の最大のメリットです。

社会的信頼度が高い

大学生だとイメージ湧きにくいと思いますが、会社員は「社会的な信頼」が高いです。

というのも、普通の会社(※上場、非上場は関係なく)の会社員になれば社会的な信頼が高いので、クレジットカードが作れたり、ローンを組みやすかったりします。

だから、現金がなくても大きな買い物が出来たり、家や車などを一括購入ではなく、月々返済にすることができます。

一方で、会社員以外の働き方だと、安定した収入源がない限り「社会的な信頼」は低いので、クレジットカードやローンの申請がむずかしいんです。

生活のリズムができやすい

また、生活のリズムができやすいのも会社員のメリットです。

大学生活をすると痛感すると思いますが、生活リズムって自分で作ってるようで実は「環境」が作ってくれてますよね。

1限目から授業がある日の朝は起きれるけど、授業が午後からだと朝は起きれないとかあるあるです。

安定した生活リズムによって毎日を充実させることができるので、目には見えにくいメリットですが、本当に大切なことです。

会社員のデメリット

続いて、会社員の悪いところについてお話していきます。

 

会社員のデメリット
  • 朝の満員電車が想像してる5倍以上にツラい。
  • 嫌いな上司、モンスター顧客からは逃れられない。
  • 理不尽すぎる縦社会とトップダウン。
  • 給料はなかなか上がらない。
  • 愚痴や悪口が多い職場はメンタルがやられる。

 

会社員のデメリットは一言で「理不尽」につきます。

というのも、会社から給料をもらってる以上は、会社からの命令は絶対です。

上司から無茶振りされても断ることは出来ないし、会社のルールに従順にならないと「アイツはダメな奴だ」と烙印を押され、出世コースから外されます。

なので、納得いかないことがあっても、サービス残業が多くても、上司からパワハラまがいのことをされたとしても、グッと堪える必要はあります。

また、今の時代「働き方改革」が掲げられてますが「理想」と「現実」には、どうしても乖離があります。

というのも、普通に考えてサラリーマンに寄り添った「働き方改革」をするには、「豊富な資金」と「十分な人材」が必要です。

なので、2つを持ってない企業は「働き方改革」は出来ないし、むしろ「旧来型の企業風土」が根強く残ってます。

「有給休暇が使えない」とか「サービス残業は当たり前」とか、「どうやっても達成できないノルマ」など。

「働き方改革」が目指す方向性は間違ってないと個人的には思いますが、それを現場に浸透させるには現実的なハードルが相当高いです。

話が脱線してしまいましたが…。

つまり、会社員は雇われる働き方なので、我慢すべきところは沢山あるんです。

会社員は別に悪い働き方ではない。

「会社員」のメリットとデメリットについてお話しましたが、別に悪い働き方ではありません。

結局、大切なのは「自分がなにを優先したいか?これからどうしたいか?」ということ。

「毎月決まった日に確実にお金をもらいたい」なら会社員ほど良い仕事はないし、まだ「自分が求める働き方」が明確になってないなら、まずは会社員になってスキルや知識を身につけながら探してみるのも良いと思います。

また、将来的に起業するために「会社員時代に人脈を作っておく」という考え方も全然ありです。

実際に、僕は会社員時代に出会ったお客さんと独立した今でも飲みに行くし、元同僚ともたまに会ったりしてます。

これは会社員をしてなかったら築けなかった人脈です。

だから、自分が思い描く「人生プラン」と「今の行動」を結びつけ、それによって「会社員」という働き方がベストなら、それはそれで良いんです。

サラリーマンとして活躍してる人

それでも会社員になりたくない君へ

ここまで読んでいただいたなら、もう1度「会社員になりたくない理由」を見直して、じっくりと考えてみましょう。

そして、それでもサラリーマンになりたくないなら、会社員にならないほうが良いと思います。

というのも、会社員になったとしても多分楽しさを感じないだろうし、最終的にはサラリーマンを辞めることになると思います。

また、そこまで意志が固いは素敵なことです。

ほとんどの大学生が就活する中で流されず、自分の人生を歩むのは勇気がいることだし、今サラリーマンで働いてる人たちでも「自分の人生を歩みたい!」と思いながら、会社の愚痴や悪口を言いながらダラダラ働いてたりします。

なので、会社員のメリットを把握しながらも「会社員になりたくない!」と思うなら、別の働き方を目指したほうが良いと思います。