本のレビュー

今回は著書『起業家のように企業で働く』のレビューを書いていきます。

僕は会社員時代にこの本に出合い「会社員としての働く姿勢」を見つめ直すことができました。

この本に出合うまでの僕は会社の仕事を「雇われ仕事」だとか「やらされ仕事」だとか「お金を貰ってるんだから仕方がない」など。

完全なる労働者視点でイヤイヤ働いてる時間が多かったんですよね。

だけど著書『起業家のように企業で働く』を読んで「今のままではヤバイ」ことに気づき、自分の働く意識を変えることができました。

著書『起業家のように企業で働く』のなかにはフリーランスになった今でもハッとする内容は多いですが、そのなかでも会社員時代の僕に「ズドン!」と刺さった言葉をレビューとともにお話していきます。

【レビュー】起業家のように企業で働く

著書『起業家のように企業で働く』にはタイトルの文字通り、起業家マインドを持った会社員になるための具体的なステップや方法が記載されてます。

なので、「出世意欲」があったり「キャリアアップ」を考えてる会社員の方に最適な本だと思うし、起業を視野に入れてる人にはピッタリだと思います。

また「上司から言われたことしかできない」とか「どうしても仕事が好きになれない」とか「自分の思ったことを社内に発信できない」など。

会社員として乗り越えるべき「壁」にぶち当たってる人にとっても、参考になるヒントが散りばめられてます。

大袈裟でも何でもなく、会社員をしてるなら1度は読んでおいたほうが良いと僕は思ってます。

というのも、起業家でも会社員でも「仕事に対する意識は全く同じ」ですよね。

たしかに起業家と会社員では目の前の仕事の「難易度」や「重要度」は違うと思います。

だけど、仕事は仕事です。

それに対して「どんな意識で取り組むのか?」は会社員であれ起業家であれ、考えるべきことだし、磨き続ける部分でもありますよね。

働き方や仕事の内容などは異なりますが「仕事への意識」は共通してるので、その意識を自分に植え付けるためにも会社員でもフリーランスでも自営業でも読んだほうが良いと僕は思います。

雇われ仕事と決めてるのは「あなた」

著書『起業家のように企業で働く』では、雇われ仕事と決めてるのは「あなた自身」だと断言してます。

もちろん、実質は雇用関係なので「雇われてる」という事実は変わりません。

だけど「雇われ仕事だと決めてるのはあなた」なんです。

というのも、今の会社に入社を決めたのはあなた自身ですよね。

「親に勧められた」とか「大手企業だったから」とか「他に内定がもらえなかった」など。

様々な理由はあるかもしれませんが、最終的にはあなた自身が入社を決めたはずです。

ロジック的にはこれと全く同じです。

今やってる仕事が「雇われ仕事」だと思うのも、あなたがそう思ってるだけで捉え方を「自らの仕事」と置き換えることはできますよね。

屁理屈に聞こえるかもしれませんが、僕は大切な考え方だと思います。

だって「雇われ仕事」から「自らの仕事」に置き換えることができれば、働く姿勢は変わっていきますよね。

「任された仕事のパフォーマンスを上げるにはどうしたら良いのか?」

「上司からの指示で仕事を進めてたけど、この考え方に方向転換したほうが良いんじゃないか?」

こんな感じで目の前の仕事への当事者意識が生まれ、それが自分のためになるし、会社のためにもなりますよね。

これからの時代は指示待ち人間では生きていくことは困難です。

だからこそ「雇われ仕事」と決めつけるのではなく「自らの仕事」なんだと置き換え、自発的に仕事をしていくことが大切なんです。

雇われ仕事だと思ってる人

雇われ仕事から脱却しよう!

先程『「雇われ仕事」ではなく「自らの仕事」だと置き換えましょう』とお伝えしました。

だけど、ぶっちゃけ…。

たった一言で仕事への意識は変わらないですよね笑

なので、今からは僕が会社員時代に「ズドン!」と刺さった部分を引用しながら、具体的な意識の変え方についてお話していきます。

「出世=成功」ではない

会社員としての従来の成功モデルってこんな感じでした。

「同期のなかで1番になる」⇒「若手のエースの称号をもらう」⇒「役職を就ける」⇒「役員になる」⇒「社長になる」。

一昔前だと会社員の成功モデルって、この1つしかありませんでした。

だから、今でもこの考え方を踏襲してる人も多いと思います。

別にそれが悪いとか言うつもりはありません。

実際に僕も会社員時代には「どうせ会社員するなら社長になったほうが良いでしょ!」と思ってた人間でした。

だけど「出世=成功」ではないんですよね。

だって、出世しても本人が幸せではないなら意味がないからです。

「家族や大切な人たちとの時間が足りてない」とか「嫌いな仕事をやりまくってる」とか「遊ぶ暇が一切ない」など。

会社で出世したとしても、こんな状態になってるなら「成功」とは言いにくいですよね。

なので大切なのは「仕事を通じて、どうやって自己実現するか?」なんです。

そのためには「仕事の目標」を設定することです。

「営業力で社内トップになる」とか「税理士レベルの経理担当になる」など。

出世ではなく、こういった目標でも良いんですよね!

もちろん、出世して「マネジメントスキルをつけたい」とか「経営に携わりたい」などの目標でもOKです。

大切なのは「出世」することを目標にするのではなく「出世してどんな仕事をしたいのか?」を目標にすることです。

プロ意識を持つ

会社員である以上はプロです。

「え?」と思われるかもしれませんが、会社員はプロフェッショナルです。

このことを説明するために著書『起業家のように企業で働く』では、スポーツ選手の事例を出してます。

プロ野球選手やプロサッカー選手は、それぞれのスポーツをしてお金をもらってます。

会社員もそうですよね。

目の前の仕事をしてお金をもらってるので、それはプロフェッショナルなんです。

だからこそ「雇われてる」という感覚など持ってはいけないんです。

というのも、スポーツ選手がそれぞれのスポーツを「やらされてる」という感覚なんてありません。

いかなる状況でもベストパフォーマンスを求められ、それに応えようと努力してます。

なので、会社員である以上は「雇われてる感覚」なんて持ってはいけないし、むしろ、いかなる状況でも「ベストパフォーマンスをしよう!」と心がけないといけないんです。

愛社精神は必要ない

僕はこの言葉が一番ズドンとなりました。

というのも、会社員である以上は今の会社を愛さないといけないと思ってたからです。

せっかく何かの縁があって今の会社にいるのに会社を愛せないのって「ちょっと寂しいよね」と思ってたんです。

だけど、そんな気持ちの一方で「会社を好きになれない自分」もいたんですよね。

だから一生懸命「愛そう、愛そう」と思ってました笑

そんな状況だったので「ズドン」となったんだと思います。

著書『起業家のように企業で働く』では、下記のようなデータを引用しながら「愛社精神」は必要ないことを説明してます。

 

某従業員1000人の会社では、最も成績の悪い従業員が愛社精神を示しました。
(中略)
「愛車精神を持つ社員は仕事ができない」という厳しい認識を持つべきです。
※宋文洲氏のメルマガより引用

起業家のように企業で働く

 

もちろん、愛社精神があって仕事もできる人はいます。

だけど「愛社精神」は必ずしも必要ではないのです。

「仕事ができる」と「愛社精神」は全く別の話だということ。

その言葉を聞いて僕は変に会社を愛そうとは思わなくなったので、心は軽くなったし、より一層「目の前の仕事」へのパフォーマンスを意識するようになりました。

会社員である「意味」を考える

「なぜ会社員になったんでしょうか?」

「どうして会社員になろうと決めたんでしょうか?」

きっと「周りが会社員だから」とか「そこまで考えたことはない」などが本音だと思います。

実際に僕もそうでした笑

でも本来、会社員とは「お金を得るための方法の1つ」ですよね。

つまり、手段でしかないんです。

だから著書『起業家のように企業で働く』では、会社が出してる利益くらいは自分で稼げるなら、その会社を辞めても良いと言ってるんですよね。

そりゃ、そうなんですけど…、それが出来ないから会社員してる人もいると思います。

でも、会社員時代の僕のポイントはそこではなかったんですよね。

何も考えず会社員になった僕にとって「会社員はお金をもらうための手段」という考え方がなかったんです。

なので、それを意識してから自分でも稼げる方法はないかと会社員時代から探すようになれました。

必要なスキル

では最後に「雇われ仕事」から脱却するための必要なスキルについてお話していきます。

著書『起業家のように企業で働く』では10つのスキルを紹介してますが、本ブログ記事では3つに厳選して紹介していきます。

他のスキルについて知りたい方は、ぜひ著書「起業家のように企業で働く」を読んでみてください。

「最速」か「最高」でないと勝てない

まず1つ目が「最速」か「最高」でないと勝てないということです。

これは会社員になると頻繁に聞く言葉ですよね。

「6割~7割くらいのパフォーマンスで良い」とか「締切から逆算して2日前には仕事を終わらせる」など。

仕事のパフォーマンスよりも時間を大切にしようという考え方です。

僕も会社員時代にはよく意識してました。

上司から「3日後に資料を提出しろ!」と言われたら、次の日か遅くても1日前には提出してたんですよね。

そうすることで提出した資料をもとに上司から要望やアイデアを聞くことができるので、改善&修正を繰り返し、締切日までには上司に納得してもらえる仕事になるからです。

自分のなかにある「考え方」や「スキル」だけでは、「最高」になることは決してありません。

だからこそ、早め早めに動いて「最高」に近づけることが大切なんだと思います。

アサーション

アサーションとは「主張」することです。

苦手な人も多いと思いますが「主張」することは大切です。

なぜなら「主張しよう」と考えるだけで、仕事への当事者意識が生まれるからです。

それは誰かの意見に賛成するコメントだって良いんです。

自分の意見を言おうと意識することで、自然と自分の頭で考えるようになりますよね!

もし「主張」するのが苦手なら、そこからスタートしましょう!

また、著書『起業家のように企業で働く』では主張できるようになるために下記3つの方法を推薦しています。

 

・常に一人称で考える
・「No」と言う
・疑問点をそのままにせず、分からないことはその場で聞く

起業家のように企業で働く

ぜひ上記3つを意識してみましょう。

それぞれの詳しい内容についてはネタバレになってしまうので、差し控えます。

影響力

会社員でもフリーランスでも人間関係でも、周りに仲間がいたほうが良いですよね。

その仲間をつくるために大切なのが「影響力」です。

「影響力なんて、持って生まれたもんでしょ?」

ひょっとしたら、そう思うかもしれません。

だけど著書『起業家のように企業で働く』では、誰でもできる方法で「影響力」の身につけ方を解説してます。

それは「ストローク」です。

 

相手に重要感を持たせる行為、つまり、相手の存在や価値を認める働きかけをストロークというんだ。

起業家のように企業で働く

 

これなら誰でも、そして今からでも出来ることですよね。

また具体的な「ストローク」については下記のように解説してます。

 

ストロークには、以下のようなものがある。
会釈する、挨拶する、ほほえむ、手を振る、話しかける、身を乗り出す、ほめる、励ます、相手の目を見る、相手の話を良く聴く、ねぎらう、信頼する、任せる

起業家のように企業で働く

 

これらが「ストローク」なので、誰でも意識すればできますよね!

また同僚や上司のなかには自然と「ストローク」ができてる人もいると思います。

そして、そんな人の周りには自然と人が集まってますよね。

なので「影響力」を分解していくと、何気ない「ストローク」が影響してるんだと実感できると思います。

ただ注意点があります。

それは自分が「ストローク」だと思ってても、受け取る相手が好意的になれないケースもあるということです。

間違っても上司に手を振ったりしてはいけません笑

受け取る相手の立ち位置や性格も考慮しながら「ストローク」をしていきましょう!

意識から変えていく

今回は『【レビュー】起業家のように企業で働く|まずは雇われ仕事から脱却しよう』をテーマにお話をしました。

僕は会社員でもフリーランスでも自営業でも「仕事」は同じだと思ってます。

たしかに「重要度」や「危機感」などの違いはありますが、仕事は仕事です。

だから、どんな立場で働こうが「仕事に対する意識」は磨きつづけるべきなんですよね。

その最初の一歩目が「意識から変えること」です。

「雇われ仕事」と思うのではなく「自らの仕事」なんだと捉えれば、仕事観が少しずつ変化していきます。

一瞬で変えることはできませんが、意識を持ちづつけることで、いつの日にか変わることができるんです。

 

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