どんな風に「我慢」と向き合うべきかについて色々な考え方がありますよね。
「我慢するのは良いことだからした方が良い!」などの賛成論や「我慢するのはストレスが溜まるだけだからしない方が良い」などの反対論など。
我慢については色々と意見が分かれるところです。
ただ個人的には「我慢」の一言だけでは判断できないと思ってます。
「我慢」には「良い我慢」と「悪い我慢」があるからです…。
「良い我慢」なら必要だからしたほうが良いし、「悪い我慢」には意味ないからやめるべきだと思ってます。
我慢は2種類ある
「我慢する」って、ストレス溜まりますよね。
思い通りにいかない時や言いたいことを言えない時、食べたい物を食べられない時など、自分を押さえつけるのはツラいです…。
また我慢ばかりしてると、いつの間にか自分のキャパオーバーになってて爆発してしまう危険性もあります。
なので、できれば我慢なんてしたくないものです。
僕も勿論そう思ってます笑
すべて思い通りに進めたいし、言いたいことを言いたいし、その時に食べたい物を食べたいと思ってます。
だけど現実はそうはいきません。
仕事でもプライベートでも「我慢の連続」ですよね。
では、そんな我慢とどう向き合えば良いのか?
それは「良い我慢」なのか、それとも「悪い我慢」なのかを見極めてから対処する方法です。
ありとあらゆることに我慢してたら自分がパンクしちゃうし、我慢すべきところを我慢しないと得られるものも得られません。
「良い我慢」とは?
「良い我慢」とは、将来的に得たいと思ってる報酬のために耐えることです。
- 志望校に合格するために遊ぶのを我慢して勉強をする。
- 将来、家や車を買うために日々の食事を質素にする。
- ブログアフィリエイトで成果を出すために飲み会を断ってブログ作業をする。
これらが「良い我慢」ですね。
志望校に合格するために友だちと遊ぶのを控えたり、欲しいモノや成し遂げたいことのために目の前の欲求を抑えたりと…。
「将来的に自分のため繋がる我慢」は「良い我慢」です。
「悪い我慢」とは?
「悪い我慢」とは、何の意味もないことに耐えることです。
- 周りに流されるままにしてるサービス残業
- 気の合わない人たちとの付き合い
- パワハラ上司やブラック企業で働き続ける
これらが「悪い我慢」です。
自分の意志ではなく「誰か」や「環境」の圧力に屈して耐えることや気が萎える友だちとの付き合い、理不尽すぎる環境で頑張り続けるなど…。
自分がストレスを抱えるだけで1つも自分のためになってない我慢は「悪い我慢」です。
「良い我慢」と「悪い我慢」を見分ける方法
「我慢」には「良い我慢」と「悪い我慢」があります。
どちらの「我慢」もストレスはありますが、ストレスでしかない「悪い我慢」ばかりしてたらメンタルが崩壊し、自分が爆発してしまいます。
そんな結末にならないように、まずは「良い我慢」か「悪い我慢」かを見極めましょう。
では、この2つをどうやって見分けるのか?
それは「自分のため」になるかどうか、その「我慢」は「努力」と言い換えれるかどうかです。
その我慢をすることで将来の「自分のため」に繋がってたり、自分の「目標・目的」を達成するための「努力」と言い換えられるかかを考えてみましょう。
その時のポイントは「表面上」には囚われないことです。
「誰か」のための我慢に見えても実は「自分のため」になってるケースはあるし、逆に「自分のため」だと思ってても「誰か」の言いなりや「環境」に流されてるだけになってる場合もあります。
表面上だけで判断するのではなく、根本的な部分まで掘り下げて「良い我慢」「悪い我慢」を見分けましょう!
「良い我慢」は続けよう!
「良い我慢」は「将来の自分のため」になるので、踏ん張って続けていきましょう!
一時的に勉強に集中して志望校に合格できれば楽しいキャンパスライフを送れるし、ちょっとした贅沢や無駄な出費を抑えれば欲しいモノを買えるし、飲み会やゴルフなどを断捨離して仕事に取り組めば成果を出せる可能性はあがりますよね。
「なりたい自分」になるには、我慢は必要なんです。
また「良い我慢」は人生を有意義にしてくれます。
「良い我慢」をしてるってことは、自分が達成したい「目標や目的」があるからですよね。
目標のない人生とか、目的のない毎日ほど退屈なものはありません。
自分が実現したいライフスタイルや目標を掲げて「良い我慢」をどんどんしていきましょう!
「悪い我慢」は即刻やめよう!
一方で「悪い我慢」なら意味はまったくないので、今すぐ止められるなら止めましょう!
だって、それ自分のためになってないんですよ。
周りがやってるからと一緒にサービス残業してても体力が削り取られていくだけだし、気の合わない人たちと飲みに行っても愚痴を聞かされるだけで気分は萎えるし、パワハラ上司やブラック企業の下で頑張ってても肉体的にも精神的にもやられるだけ給料も遊ぶ時間も増えていきません。
自分が苦しむだけなんだから、即刻やめるべきです!
ただ誰かのために我慢することもあると思います。
でも、それは表面上だと「誰か」のためかもしれないけど、根本的には「自分」のためだったりするんですよね。
たとえば上司から理不尽なことを言われたとします。
その要求によってあなたは我慢することになるけど、普段からお世話になってる上司なら応えたくなりますよね?
それは普段から上司が気を使ってくれてたり、色んなことを教えてくれたりするなど、この上司には嫌われたくないという「自分の気持ち」が根底にあるからなんです。
逆にいつもめちゃくちゃな指示をしてきたり部下の手柄を取り上げるような上司なら、理不尽な要求をされたら応えたくはないですよね…。
そこに「自分のため」の要素が1つもないから、そう思ってしまうんです。
なので表面的には誰かのための我慢かもしれないけど、回り回って自分のためになってるなら我慢した方が良いし、どう考えても「誰かのため」だけなら、その我慢は今すぐにでも止めましょう。
正しいストレスを抱えよう!
今回は『「良い我慢」は必要だし大切だけど「悪い我慢」は意味ないからやめよう!』をテーマにお話しました。
「良い我慢」なら買ってでもするべきだし、「悪い我慢」なら即刻やめるべきです。
自分のための我慢は「努力」ですが、自分のためではない我慢なら「ストレス」でしかありません。
「良い我慢」でも「悪い我慢」でもストレスはありますが、報われることのない我慢をする必要など一切ありません。
人生に必要なのは「正しいストレス」だけです!
「正しいストレス」を抱えながら頑張ってれば、いつの日にか発散され、その時には自分の目標や目的が達成できてます。
正しいストレスならどんどん抱え込んでいきましょう!