バンドワゴン効果に魅せられてる人たち

長期連休中に岐阜県高山市に観光に行ってきました。

高山駅周辺の「伝統的建造物群保存地区」や「宮川朝市」、真っ赤な橋の「中橋」などの観光スポットを周ったんですよね。

もちろん、高山ラーメンや飛騨牛のお寿司、焼きたてのお煎餅などのグルメも満喫してやりました笑

ただ、さすがの長期連休ですね。

どこを見ても「人」「人」、そして「人」。

お店に目を向ければ「行列」「行列」、どこも「行列」。

そんな長期連休の破壊力を目の当たりにしたんですが、僕は長い長~い行列を見て、ふと思ったんです。

この場所はバンドワゴン効果が凄まじいくらい発揮されてると。

そして、僕もその中の1人になっていたことにも気づいたんです笑

なので、そんな気づきを元に今回は『観光スポットから学ぶ|バンドワゴン効果の具体例や心理状況』をテーマにお話していこうと思います。

バンドワゴン効果とは?

本題に入るまえに「バンドワゴン効果」についておさらいしましょう。

「バンドワゴン効果」とは、既に人気や話題になってるモノ・コトに更に人が集まることです。

たとえば流行がそうですよね。

みんなが持ってるモノを自分も欲しくなったり、みんながハマってるアプリがあれば自分も乗り遅れまいとダウンロードして始めたりしますよね。

また、人の考え方にも当てはまります。

AかBか迷ってても、多数決でAが多いならAのほうが良いんだと無条件で思い込んだりしますよね。

これも1種のバンドワゴン効果です。

つまり、「バンドワゴン効果」とは「多くの支持を集めてるという理由」で自分もそれらを選んでしまうという心理状況なんです。

観光スポットから学ぶ|バンドワゴン効果の具体例

それでは本題に入っていきます。

僕は長期連休中に高山に観光に行ってきました。

高山駅周辺には「伝統的建造物群保存地区」や「宮川朝市」、真っ赤な橋の「中橋」などがあるので大勢の人で賑わっていたんですよね。

またお昼時ということもあり、どこのお店にも長い行列ができてたんです。

これは長期連休中の観光スポット周辺にある飲食店ならよく見かける光景。

ただ、僕が思ったのは同じような商品を販売してるのに「行列ができてるお店」と「行列ができてないお店」があったんですよね。

値段の前後はありますが、同じような飛騨牛のお寿司や焼きたてのお団子を販売してるのに長蛇の列があるお店とほとんどお客さんが並んでないお店があったんです。

じゃあ、こんな状況で観光に来てる人たちはどっちのお店で商品を買いたいでしょうか?

ほとんどの人が行列があるお店を選ぶと思います。

実際に僕も焼きたてのお団子を販売してるお店はいくつかあったんですけど、長蛇の列があるお店から買ったんですよね笑

ホント美味しいお団子だったんですけど、この時に僕は「バンドワゴン効果だ!」とハッとしたんです。

バンドワゴン効果の心理状況とは?

僕は観光スポットで見事にバンドワゴン効果にハマってきました。

それと同時にバンドワゴン効果に魅せられる人たちの心理状況もわかったんですよね。

なぜなら僕も魅せられた人の1人だったから笑

なので、今からバンドワゴン効果に魅せられる人の心理状況について僕が感じたことを元にお話をしていきます。

  • 情報が少ない
  • 期待してしまう
  • 安心する
  • 達成感を作ろうとする

バンドワゴン効果に魅せられる人は主にこの4つの心理状況があるんだと思います。

情報が少ない

バンドワゴン効果に魅せられる人は「情報が少ない」ことが大きく影響してるんですよね。

旅行に行くときに「どこに行くか?」は計画してると思うんですけど、「どこでご飯を食べるか?」まで計画してる人は少数です。

多くのひとたちは「観光スポット周辺の美味しそうなお店でご飯でも食べようか!」くらいだと思います。

また、ご飯を食べられるお店や食べ歩きできるお店の情報を調べようと思っても、ネット上に情報が少なかったり、そもそも調べるのが面倒くさかったりします。

あまり情報をもってない状態で行列のあるお店を見つけたら、「行列=有名・美味しい」と判断してしまい自分も行列のなかの1人になっていくんです。

期待してしまう

バンドワゴン効果に魅了される人たちの心理状況には「期待してしまう」というものもありますよね。

たとえば同じような商品を販売してるお店が2店舗あったとします。

A店は混んでるけど、B店は混んでない。

同じ飛騨牛のお寿司を販売してるのに、行列があるお店と行列がないお店があるなら、きっと「何か違うんだろう!」と思ってしまいます。

A店には隠し味があってB店よりも格段に美味しいとか、A店の飛騨牛のお寿司のほうがB店よりもボリュームがあるとか、実は自分が知らないだけで雑誌やテレビなどで話題沸騰中のお店なのかもしれないなど。

行列があることで、消費者は人気がある理由を勝手に考えてしまうんです。

つまり、行列が期待へと変わってる心理状況ということです。

なのでバンドワゴン効果に魅せられていくんです。

安心する

旅行者は僅かな情報をもとに、どこのお店に入るのかを考えてます。

そして、せっかくの旅行だから良き思い出にしたいと思ってますよね。

だから「お店選びで失敗したくない!」とか「出来れば良い感じのお店に入りたい!」という心理状況が旅行者にはあります。

そんな時に行列のあるお店があると「安心」しますよね。

だって、美味しくない料理や質の悪いサービスを目当てに並ぶ人なんていません。

お店に行列があることで「少なくともヤバイお店ではない」ということは判断できるので、それが観光客の精神安定剤へとなっていくんです。

そして、その安心感をもとに行列に加わるんですよね。

達成感を作ろうとする

バンドワゴン効果に魅せられる人の心理状況には「達成感を作ろうとする」というのもあると思います。

これはバンドワゴン効果が無くならない理由でもあります。

たとえば「誰でも簡単に手に入るもの」と「100人に1人が手に入れられるもの」があったとします。

手に入れられるものが全く同じだったとしても、圧倒的に後者の状況のほうが達成感を感じますよね。

これは「手に入れられるもの」にも価値を感じてますが、それを手に入れるまでの「自分の頑張り」にも価値を感じてるからです。

なので、全く同じ飛騨牛のお寿司でも1時間くらい並んだほうが満足感が高かったりするんですよね。

「ここまで待ったんだから美味しいに決まってる!」と信じたいからです。

先程の「期待」に近い心理状況なんですが、大きく違うのはタイミングですね。

「期待」は並ぶ前の心理状況ですが、「達成感を作る」は手に入れたあとの心理状況です。

誰もが行列に並んだのに「失敗だった…」とは思いたくはないですよね。

そんな後悔を避けるために達成感を作り出し、自分でも満足度をあげようとするんです。

こんな心理状況があるからこそバンドワゴン効果はなくならないし、いつまでも威力は抜群なんですよね。

バンドワゴン効果が発揮されてるお店

バンドワゴン効果を発動させるには?

では、仕掛ける側は「どうやってバンドワゴン効果を発動させるのか?

それは「人気の見える化」をすることです。

たとえば店舗ビジネスなら「行列」だったり「口コミ」がそうですよね。

それらをどのように作り出すのかがポイントになってきます。

お店に行列を作りたいなら席数を少なくしたり、店舗面積を小さくするのは1つの方法です。

実際に僕が観光した高山駅周辺の行列ができてた店舗って、店内に飲食スペースがなく食べ歩き専用のお店だったり、カウンター席しかないラーメン屋さんだったりしました。

また、口コミを作りたいなら「ヤラセ」は絶対に良くないし後々大きなダメージをくらうことになるので、リアルなお客さんがSNSにアップしてくれるような商品デザインを考えると良いですね!

もちろん、ブログのタイトルにも「バンドワゴン効果」を発動させることができます。

たとえば「3分に1人が見てるブログです」だとか「このブログ記事を読んだ70%の人がブログ収入10万円を超えてます」など。

実質的な成果ではなく「多くの人に人気があるんですよ!」とアピールすることで、バンドワゴン効果を発動させることができます。

ただ…。

バンドワゴン効果を活用するうえで、忘れてはならないことが1つあります。

それは「実質が伴わないと逆効果になる」ということです。

僕はバンドワゴン効果に魅せられた1人なんですが、実はある観光スポットで行列のできてたラーメン屋さんに入ったんです。

さぞかし美味しいだろうと期待したし、間違っても不味いラーメンではない。

そんな気持ちをモチベーションにして、2時間くらい並んでたんです。

ところが…。

お世辞にも美味しいとは言えなかったんですよね笑

「観光地だから致し方ない」とは思ったんですけど、めちゃくちゃガッカリしました。

なので、バンドワゴン効果は1つの集客方法ではありますが、実質が伴わないと逆にお客さんを裏切ることになり、それが後々に大きなダメージになる可能性はあります。

商品やサービスを提供する側なら「お客さんが満足する商品・サービス作り」の精神は忘れてはいけません。

分かっててもバンドワゴン効果は凄い!

今回は、『観光スポットから学ぶ|バンドワゴン効果の具体例や心理状況』をテーマにお話しました。

僕はバンドワゴン効果については知ってましたが、分かっててもバンドワゴン効果に魅せられるんですよね笑

「自分が知らないだけで有名店なのかも?」とか「これだけ人が並んでるんだから相当美味しいんだろう」など。

自分を客観的に見て、バンドワゴン効果にハマってるとは思ってても「期待」せざるを得ないんですよね。

だからこそ、仕掛ける側はお客さんの期待に応えるような商品・サービス作りが求められるんです!

そこだけは決して忘れてはならないと思います。

OTHER POSTS