今回は『やりたい仕事がわからない人が忘れてしまった「たった1つ」の考え方』をテーマにお話していきます。
「今の仕事は好きじゃないけど、やりたい仕事がわからないから、どうしようもできない」とか。
「とくにやりたい仕事がないから、しょうがなく就職先を決めた」など。
自分のやりたい仕事が見つからずモヤモヤしてたり、惰性で就職先を決めてしまうことはあります。
でも、出来ることなら自分がやりたいと思える仕事をしたいですよね。
では、どうやったら「自分のやりたい仕事」が見つかるのか?
それは「たった1つの考え方」を思い出せば、見つけることは出来るんです。
目次
やりたい仕事がわからない病
「やりたい仕事がわからない…。」
誰もが人生で1度は悩むことです。
そして、この「やりたい仕事がわからない病」が悪化すると、「このまま自分のやりたい仕事は見つからないのかも…」と将来の不安へと繋がっていきます。
本当に厄介な病気だと思います。
では、この病気を治すにはどうしたら良いのかというと、方法は2つあります。
- 「やりたくない仕事をするのが社会人!」だと自分に言い聞かせる。
- やりたい仕事が見つかるまで探し続ける。
割と多くの人たちが「やりたくない仕事をするのが社会人!」だと言い聞かせる方法を取っています。
僕はこの方法でも良いと思います。
だって、「やりたい仕事」でも「やりたくない仕事」でも仕事は仕事です。
今の状況に自分が納得して働けてるなら、全く問題ないと思います。
だけど…。
僕は「やりたい仕事を探し続けるひと」を応援したいです。
というのも、「やりたくない仕事」をして誰かに愚痴とか不満を撒き散らすくらいなら、「やりたい仕事」をして常に前向きに働いてる大人のほうが素敵だと思うし。
たった1度の人生だから、せっかくなら「やりたいこと」を仕事にしたいですよね!
なので、今から僕が「やりたい仕事」を見つけるためにしてることをお話していくので、ぜひ参考にしていただければと思います。
やりたい仕事を見つける「たった1つ」の考え方
やりたい仕事を見つけるために大切にしてほしい考え方があります。
それは「選択肢を増やす」ということです。
どういうことかと言うと…。
「好きな食べ物」と「嫌いな食べ物」を思い浮かべてみてください。
これって、どうして「好き・嫌い」を判断できるのかというと、今まで多くのモノを食べてきたからなんです。
今までの人生で食べてきた物を比較して、自分のなかで「好きな食べ物」と「嫌いな食べ物」を決めてるだけなんですよね。
中華料理やイタリアン、フレンチなど他の国の料理を食べたことがあるから、和食が好きだと思えるんです。
もし、和食しか食べてないなら好きとは思えないだろうし、逆に和食ばかりだったら嫌いになってる可能性もあります。
なので「好き・嫌い」って、自分のなかにある選択肢の中から選んでるということなんです。
これは「やりたい仕事」を見つけるときにも同じことが当てはまります。
今「やりたい仕事が分からない」のは、比較できるほどの「選択肢」がないからなんです。
つまり、自分が「この仕事をやりたい!」と納得できる情報が不足してるということ。
なので、やりたい仕事を見つけたいなら「選択肢を増やす」ことを意識していきましょう!
忘れちゃいそうなときには、お話した「好きな食べ物論」を思い出してくださいね。
選択肢を増やす方法
では、選択肢を増やす方法についてお話していきます。
「選択肢を増やす」と言っても「転職しまくる!」ということではありません。
それが出来たら申し分ないんですけど、現実的ではないですよね(笑)
「選択肢を増やす」とは「情報を増やす」ということ。
情報を集めることで「やりたい仕事」に繋がっていきます。
徹底的な自己分析
まずは「自分の情報」を集めましょう。
「やりたい仕事」を見つけるうえで、大切なのは「自分を知る」ことです。
「自分はどんな事をやりたいのか」を認識することが「やりたい仕事」へと繋がる1歩目です。
そのために必要なのは徹底的な自己分析です。
具体的な自己分析の方法は2つです。
- 今まで働いてきた中でやりがいを感じたこと
- 今まで働いてきた中で二度とやりたくないこと
この2つのことをノートに書きまくりましょう!
考えるときのポイントは「具体的に考える」ことです。
「営業はやりたくない」とか「社内業務が嫌い」ではなく、「営業のどんな仕事がやりたくない」とか「社内業務の何が嫌い」なのかなど。
表面の思いではなく、深いところまで理由を考えてみてください。
そうすることで、実は営業をやりたくないわけではなくテレアポがしたくないだけだったり、社内業務が嫌いではなく社内にずっといることが退屈だったりと。
自分がやりたくないと思える根本的な原因が分かります。
また、「やりがいを感じること」も「なぜやりがいを感じるのか?」ということを考えてみてください。
深掘りした自己分析をして「自分のやりがい」や「嫌いな仕事」を言語化できれば、「自分軸」が作れるようになってます。
「やりたい仕事」を見つけるため「自分軸」は大切なので、一度時間をかけてやってみてください。
徹底的な情報収集
徹底的な自己分析で「自分軸」が作れたら、次は徹底的な情報収集です。
- ググる
- 人に会う
- 本を読む
この3つを軸に情報収集をしましょう。
ポイントは「自分軸」に近そうな情報を集めることです。
たとえば「営業はしたいけどテレアポがしたくない人」なら…。
「テレアポがない営業」や「電話しない仕事」などでググれば、多くの仕事が見つかるだろうし。
実際にテレアポをしてない営業職の人に会って、自分のイメージと現場レベルの情報を擦り合わせて、ギャップがないのかを確認しておくことも大切です。
また、本を探すときでも「自分軸」に近いのを選ぶべきですね。
「自分軸」をもとに情報収集をすればするほど「やりたい仕事」に出合える確率は上がるので、自ら情報を掴んでいきましょう!
趣味軸で考えてみる
もし、没頭してる趣味があるなら「趣味軸」で考えてみるのも良いですね。
今まで特定のスポーツを長年続けていたり、キャンプや旅行が好きなら、それらに関連してる仕事を探すのも良いと思います。
自分の好きなことを仕事に出来るって最高ですからね!
ただ、気をつけないといけないことが2つあります。
趣味だから好きだった
「趣味軸」で仕事を探す場合に、まず気をつけるべきなのが「どこまで好きか?」ということです。
プライベート時間なら趣味に没頭できるけど、仕事となるとずーっとしないといけません。
そうなっても自分が好きでいられるかどうかは冷静になって考えましょう!
趣味は趣味として楽しむのもありです。
好きだけでは就職できない
もう1つが「好きだけでは就職できない」ということです。
趣味職が強い業界って、当然その趣味が好きな人たちの集団です。
キャンプ用品を扱ってる会社ならキャンプ好きが多いだろうし、旅行商品を販売してる会社なら海外や日本のことが好きな人が多いはずです。
なので、その趣味が好きなことは当然のこと。
だから「好き」だけではなく「なぜその会社が良いのか?」という部分まで掘り下げましょう!
掘り下げるときのポイントは…。
- 同じ業界の会社を比較する
- 自己分析した結果と会社がマッチしてる部分を探す。
この2つのポイントを意識してみてください。
なりたい自分軸で考えてみる
自己分析した結果、仕事よりもライフスタイルのほうが自分には大切なんだと気付くこともあります。
その場合には「なりたい自分」から逆算して仕事を探したほうが良いです。
「大切な人たちとの時間を大切にしたい」とか「気の合う仲間とだけ仕事がしたい」とか「長期連休ではなく平日に旅行したい」など。
「将来こんな生活をしたい!」という想いを軸にして、それが実現できる働き方を探してみましょう。
実は、僕はライフスタイル重視の人間だったんですよね。
「どんな仕事をしたいか?」というより「家族や恋人と過ごせる時間を増やしたい」とか「好きな人とだけ付き合える環境が良い」とか「思い立ったときに旅行にいけるような生活がしたい」など。
「仕事」より「こんな生活が良い!」という気持ちの方が強かったんです。
なので、会社員だと自分が思い描くライフスタイルを実現できないと思ったから、フリーランスになることにしました。
まだまだ会社員をしてたころに思い描いてたライフスタイルを現実にできてませんが、少しずつ近づいてる感があるので、毎日は充実してます。
なので、ライフスタイル重視なら「なりたい自分軸」で考えるのはおすすめです。
僕がどのようにしてフリーランスになったのかは、こちらの記事で詳しくお話してます。
やりたい仕事は自分の中からしか選べない
今回は『やりたい仕事がわからない人が忘れてしまった「たった1つ」の考え方』をテーマにお話しました。
「やりたい仕事」を見つけるには、自分のなかに「選択肢」を増やすしかありません。
だって、自分の中にしか「やりたい仕事」はないからです。
祈っていても、どこからともなく向こうから「やりたい仕事」が来るわけではありません。
なので、「自分軸」を見つけて情報を集め、自分が「これやりたい!」と思える仕事を見つけていきましょう!
選択肢を増やし続ければ、必ず「やりたい仕事」は見つかると思います。