今回は、わんこそばを105杯以上食べるコツについてお話ししていきます。
今回ご紹介する食べるコツは、僕が初めてのわんこそば挑戦で105杯を食べきり、わんこそばの本場である岩手県盛岡市のベテラン給仕さんからは「何回目のチャレンジなの?食べ方うまいねぇ~」と絶賛された方法です。
(※何度もチャレンジすることではないので、挑戦する前に食べ方をめちゃくちゃ調べました(笑))
なので、わんこそばにチャレンジする際には、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
わんこそばの雑学
「わんこそば」に挑戦するまえに、雑学を学びましょう。
孫子の兵法「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」にもあるように、まずは「わんこそば」について知っておくことは大切です。
実際に僕もわんこそばに挑戦する前に「雑学を知っておいて良かったぁ~」と思いました(笑)
また、僕が実際に体験して判明したわんこそばに対しての勘違いについてもお話ししていきますね。
わんこそば1杯の量
実は、わんこそば1杯の量はバラバラなんです!
僕はわんこそばに挑戦する前は、わんこそば1杯の量は均等だと思ってました。計算され尽くした一口で食べられる量とか1杯50グラム平均だとか…。
ですが、実際は「え?」と思うくらい1杯の量が少ない時もあれば「うわぉ!」と思うくらい1杯の量が多いときもあるんですよね(笑)
テレビで見かけるわんこそばって、テンポ良く1口で食べてるイメージですが…。
実際は1杯の量はバラバラなので、テンポ良く1口で食べるのを意識しすぎずに自分のペースを守ることが大切なんですよね。
わんこそば何杯でかけそば1杯分?
わんこそばを何杯食べたら、通常のかけそば1杯分なのかというと…。
なので、僕の105杯という記録はかけそば換算だと「7杯分」になるということです。
余談ですが…。
わんこそば1杯の量がバラバラになる理由もココにあるんですよね。
お店がわんこそばを準備するときには、わんこそば1杯分の量を茹でてるのはなく…、かけそば1杯分の量を茹でるんですよね。
そして、かけそば1杯分のそばを15杯のお椀に大体均等になるように分けて、わんこそばは完成するんです。
機械で分ければわんこそば1杯分がバラバラになることはないですが、この作業は人がしてるので、どうしてもバラバラになるんですよね。
薬味や1品物(天ぷら、刺し身など)
わんこそばにチャレンジする際には薬味や1品物(てんぷらや刺し身など)がついてきます。
岩手県盛岡市内にはわんこそばにチャレンジできるお店がたくさんあって、そのお店ごとで薬味や1品物も異なります。代表的な薬味だと「ねぎ」や「もみじおろし」、1品物だと「刺し身」が基本ですね。
なかには、1品物がめちゃくちゃ豪華なお店もあったりします。「天ぷら」や「山菜ご飯」などがわんこそばチャレンジとセットされてて、普通にそれだけでもお腹いっぱいになりそうな量があったりします(笑)
なので「薬味」の種類や「1品物」の品揃えで、わんこそばのチャレンジ料金は異なります。
個人的には、わんこそばに本気で挑戦するなら、薬味と1品物は少ないお店がおすすめです。
というのも、わんこそばチャレンジするなら他の1品物を食べる余裕はないから残す可能性が高いし、比較的に安くわんこそば体験もできます。
実際に僕は薬味と1品物は少ないお店を選びましたが、それでも1品物は食べきれませんでした…。
給仕さん
わんこそばの醍醐味の1つである給仕さんとの掛け合い。
給仕さんとの相性やリズムが合えば、いつまでも食べられるのではないかと思っちゃいますよね(笑)
ただ、残念ながら…。
僕に対応してくれた給仕さんも周りの給仕さんたちもドSでした…。
給仕さんが少し陽気なイメージ画像になりましたが、実際の給仕さんからのプレッシャーは半端なかったです(笑)
でも、これもこれで楽しかったですし…。
給仕さんも意地悪で手を止めないのではなく、わんこそば15杯でかけそば1杯分なので、その倍数でしか給仕さんも止まれないんだと思います。だって、余ったわんこそばは残すことになりますからね…。
実際に僕も100杯で止めようと思ったんですけど、見事に倍数である105杯まで食べることになりました。
もちろん、よき思い出つくりのために煽ってる面もあるとは思いますが(笑)
男女の平均杯数
さて、わんこそばチャレンジの目安になる男女の平均杯数はこんな感じです。
- 男性の平均:60杯~90杯(※かけそば4杯分~6杯分)
- 女性の平均:30杯~60杯(※かけそば2杯分~4杯分)
※UZU(ゆず)調べ
この平均杯数は、僕がいろいろなサイトや体験談を調査した結果です。この数字を参考に目標を立ててチャンジしていただければと思います。
かけそば換算すると多そうに見えますが…、意外とイケるんですよね。
実際に僕もチャレンジ前にわんこそば80杯でかけそば6杯分と知って、100杯はキツそうだと思っていましが…、105杯は食べられました。
せっかくなので、目標は大きくしてチャンジしましょう!
食べるコツは2つ!
では、僕が実践した食べるコツについて解説していきます。
むずかしいコツなどではなく、意識すれば誰にでも簡単に実践できるコツです。なので、わんこそばチャレンジするなら、ぜひ実践してみてくださいね。
ただ…、1つだけ留意点があります。
それは食事本来の満足度は下がります(笑)
というのも、100杯以上食べるコツを実践するということは「食事」ではなく「自分との戦い」の要素がとても大きくなります。
なので「美味しくご飯をいただく」とか「みんなで会話しながら食べる」とか一切することなく…。ただただ、ひたすらにわんこそばと向き合うことになります。
なので、わんこそばを楽しみたいと思ってるひとは、今からご紹介するコツは実践しないほうをおすすめします。
1品物は100杯を食べてから!
わんこそばチャレンジのセットの1品物は、100杯以上を食べるまでは一切食べないでください。
お店によっては1品物がめちゃくちゃ豪華な場合もあります。「天ぷら」や「お刺身5点盛り」、「ご飯物」や「お菓子」などなど。
これらは、わんこそば100杯食べるまでは無視してください(笑)もしくは、それらが付いてないお店でのチャレンジをおすすめします。
とはいえ…。
ずーっとわんこそばを食べてると飽きが必ずきます。
その場合には「薬味」で我慢しましょう。それだけでも味変は十分に出来ます!
つゆ(汁)は一滴も飲まない!
わんこそばのつゆ(汁)は一滴も飲まないでください。
どういうことかと言うと…。
わんこそばチャレンジャーが持ってるお椀に、給仕さんが蕎麦をじゃんじゃん投入しますよね。その際につゆ(汁)も蕎麦と合わせてお椀に入ってくるんです。
なので、蕎麦を食べるときにつゆ(汁)も一緒に飲みたくなるんですが…、それは我慢してください!!!
そのつゆ(汁)を飲んでしまうと、胃の中で蕎麦が膨れ上がりお腹いっぱいになるペースが早くなっちゃうんです。なので、意識的に蕎麦だけ食べるようにしましょう。
ただ、それだとお椀につゆ(汁)は溜まっていきますよね。
なので、そのお椀に溜まったつゆ(汁)を入れるためだけの壷が用意されてるはずです。そこに定期的に移動させていきましょう。
わんこそばチャレンジって給仕さんに急かされるイメージですが、給仕さんは食べるペースを合わせてくれます。なので、自分のペースで食べることはできるんです。
「1品物は100杯食べてから」と「つゆ(汁)は飲まない」の食べるコツは、ぜひ実践してみてくださいね!
給仕さんに絶賛された食べ方とは?
僕が岩手県盛岡市で初めてのわんこそばチャレンジしたときの給仕さんは、まさにベテランという言葉がふさわしい人でした。
これ以上はマジ無理です。もう本当に無理です。やめてください!!
根性論で食べさせようと煽りながら、最後はまさかの正論で口撃され…。さらに、食べ物は粗末にしちゃいけないという道徳観も刺激され…。
僕はなんとか105杯のわんこそばを食べることができました。
本当にお腹いっぱいで限界だったんですが、ベテラン給仕さんの巧みな話術で最後のひと踏ん張りができた感じでした。この辺がベテランの凄さですよね(笑)
そんなベテラン給仕さんがわんこそばチャレンジの後に僕を褒めてくれたんです!!
「綺麗で食べ方をするねぇ~。とくにつゆ(汁)を出すタイミングが上手かったよ!」と。
なので、この食べ方のコツを徹底すればベテラン給仕さんから絶賛されるので、そういう意味でも試してみてくださいね(笑)
ちなみに、僕がわんこそばチャレンジしたのは「初駒」さんです。
【住所】岩手県盛岡市八幡町10-21(※わんこ手形が貰えます)